なんというか、シンデレラ関連の青いドレスといい「青々しさ」といい、すごい気がするわけで。主題歌を歌っている女優さんも「高畑」という名前ですし、ある意味ぴったりな大抜擢という気がしないでもないわけですが。
そもそも、シンデレラというのは、東洋の民話が近代になってスペインに入って、それが更に英訳されてイングランドに持ち込まれたものが、今よく知られている物語なわけですが。その起源はとても古くて、中国にあり、原話に近い形のものが日本の民話にも存在しますので、かなりグローバルな「民話」に入るわけですが。「ガラスの靴」を履くようになったのは英訳された後、ということで、それほど昔からこの靴が重要視されていたのではないわけで。だいたい、英訳する時に、意図的に「ガラスの靴」を用いたことが、そもそも呪い系の改悪でしょ? と思うわけで。シンデレラの物語が有名になったことも、映画などでそのモチーフが様々にアレンジされることが多いのも、結局は「偶然の産物」ではなくて、「意図的」なものだと思うわけですが。(でも、蛇の兄さんは「シンデレラ」というと、イギリスの児童文学者エリナー・ファージョンが書いた「ガラスのくつ」を一番に思い出すらしくて。なんとなく気になったので、ググってみましたが、某書店から出ているファージョンの物語集の装丁の表紙は「四つ葉のクローバー」をモチーフにしていますし、彼女の写真を見る限りでは「よろしくない目」の持ち主に見えるわけで。「赤毛のアン」の作者のルーシー・モード・モンゴメリとかエリナー・ファージョンとか19世紀に活躍した女性作家の作品には結構はまっていた私ですが、今改めて思えば、女性が今ほど自由でもなく、制約の多かった時代に、何故彼らは活躍して名を残すことができたのだろうか。そこにもなにがしかの意図があったのだろうか? という気がするわけで。どうりで、ファージョン全集は捨ててしまうように、と言われたわけだ、と思うわけですが。捨ててしまったのは、こういうことの意味に気が付く前のことであって、今になってその意味に気が付かされるわけですが。)
嵐の新曲は相葉君が主役のドラマの主題歌ですし、確か彼は気が弱くても家族を守ろうとする男の子の役だったと思うので、彼の顔を立てて買うべき? と思うわけで。気が弱い子の事も忘れているわけではないのですが、最近は気が強くて、かつ家族を守ろうとする男の人の顔ばっかり見ている気がするわけで。AKBのお姉さんたちはお姉さん達で、嫌いなモノは嫌い、ってはっきり言う傾向が強いですし、今日はMステの内容とはあんまり関係のないところで、けっこう賑やかでしたよね? と思うわけですが。それから、CMでいきものがかりの曲のところで聖恵ちゃんがけっこうな目の力を送ってくれていましたし、きっとその新曲も買うべきかな、と思うわけで。松本君は、蛇の兄さんほどいろいろと話しかけてくるわけではないのですが、ときどきふっと目が惹きつけられる気がするわけで。今日はあまり全面に出ていないけれども、割とカメラに写る位置にいて、目の力を送ってくれていた気がしたのでした。