お勉強の続き

どうも、昨日の兄さんの変調は、私が「残響」というアルバムを買ったことにあったようです。KAT-TUNの「In Fact」という曲の中に「残響」という歌詞が出て来ますので、このアルバムは彼らのお勧めのものでもあるらしくて。で、リリースされたのは2009年6月30日ということで、兄さんが私に一番聴いて欲しかった「想 ~new love new world~」も入っているのですが、「今夜、君を抱いて」という曲も入っているわけで、これも兄さんのお歌だと思うわけです。
で、まずジャケットから見ると、表が福山君の顔写真で、どことなくせつなそうな顔をしているわけで、裏が福山君の後姿の写真になっているわけで。で、どうにも昼間から顔を見て欲しくない兄さんは、「顔を伏せて欲しい」というわけで、で、そうなると必然的に私の視界には福山君の背中が入るわけで、どうも背中でも視線を感じてしまうのが、変調の原因の一つと。
で、「今夜、君を抱いて」もかなり切なげな曲なわけです。もっと若い頃は福山君の情熱がそのまま曲になったような情熱的なお歌が多いですし、最近は最近で、良くも悪くも気合いが入った曲が多いわけで、なんでこの頃だけ、こんな切なげな歌を歌ってたんだろう? と思って。
どうもね、2009年というのは、私が家に帰って裁判に没頭していた時期なので、家に帰って欲しいと考えていたのは兄さんも同じでも、そうしたからといって私の関心がすぐに福山君に向くわけではないし、同じ東京に住んでいた時よりは私の気配は遠くなってしまうわけですし、二人を繋いでいたあの小さな諏訪神社に私が行くこともなくなってしまったから、この頃の兄さんが一番私を遠くに感じて、寂しくて切ない思いをしていたようです。どうもジャケットの写真を見ると、兄さんがその頃の気持ちを思いだしてしまって、切なくなるらしくて、それも変調の原因であった、と。
でも、このCDのジャケットの裏の写真は、兄さん的には「こうやってあなたの前に立って、敵から守っているんだよ」と言いたいもののようで、見ては欲しいもののようですので、「慣れるまでに、調整するから2,3日待って下さい。」とか言われるわけで。(せっかくちょっと私の気持ちを巻き込むのに成功したのに、CD1枚が新しく入っただけで、また巻き返されてしまって、兄さんもちょっと口惜しいようなのですが 笑)まあ、この微妙に哀愁の漂う背中を見ていると、何だか守ってあげたい、という気分になることも事実なわけですが。
で、それで昨日はほとんど兄さんのお歌を聴いて過ごしていて、夕方くらいからまた動画を見て、目の力のお勉強をしてみたわけで。そろそろ、私の耐性も本物と言うことで、PV的な動画はたいていのものを見ても誰も何も言わなくなってきたわけですが、見ていると自分のお歌を聴いてもらえなくなった兄さんがせつなそうにしているのが分かるわけで、「そんなこと言ってもウォークマンを充電する時間も欲しいですし、目の力の勉強もしたいのですけれども?」と言ったら、「分かった。お母さんの仕事が終わるの待ってる。」って小蛇さんから言われてしまうわけで。ちょっと今日は昼間っからけっこう変ですよ?@@ 別に構って欲しければ福山君の動画を見たっていいのですけれども、それで困るのは兄さんでは? と思うわけで。

で、昨日見たのは、まず酒井法子さんの「蒼いウサギ」(1995年)。タイトルからして良いお歌ではないということで。「死んでしまう」という歌詞がありますので、まあ、そういうことを意図した歌なのかな、と。彼女は目の力がそれほど強くはない人だと思います。だいたい、この歌を歌っている時でも、ちょっと苦しそうなところがあるような感じがします。

岡村孝子さん、「夢をあきらめないで」。ライブバージョン。この方は目の力はまゆゆ嬢よりも強いですけれども、調整能力はまゆゆ嬢よりも低いと感じるような。客席に向かって「巻き込んでやる」というような力を送っているように見えます。まあ、ライブをやっている人としては割とオーソドックスな力の使い方のような。曲そのものは割と普通の応援歌のように見せかけて、みんながバラバラになってしまえ、みたいな意味が含まれているように思えます。

篠原涼子さん、「恋しさと せつなさと 心強さと」(1994年)、PV。目の力はかなり強い方だと思います。全開で歌を歌われたら、ちょっと怖い感じの方ですが、力を調節する能力にも長けていると思う。だから、ご本人的には目の力を使っても、それほど苦しくならないのだと思います。この曲そのものは「好き勝手に秩序を乱して進んで、消えてしまえ」みたいなそういう印象を受けます。彼女の目は「怒って狂え」と言っているようにみえます。PVそのものは煽情的な感じもしますが、対象が私だとすれば同性に対して色仕掛けはあんまりきかない気もするのですが。

相川七瀬さん、「夢見る少女じゃいられない」(1995年)、「恋心」(1996年)、PV。ええとですねえ、すごく強い目の力の持ち主ですし、「潰れてしまえ」って言っている気がするわけですが。相川七瀬嬢は、Beingを離脱した織田さんが、avexで行った仕事の最大の成果ともいえると思うし、きっとそれは織田さんがせねばならなかった代償行為だったのだと思います。Beingでは、こちらのために良い曲をたくさん作って頑張って下さったわけですから。七瀬ちゃんの目を見ていると、なんだか織田さんが、「この目に捕まって潰れてしまわなくて良かった。」って思って下さっているのが分かる気がするわけで、そこのところに微妙に罪悪感を持たれていらっしゃる気もするわけで。別にそれほど気になさることはないと思いますし、もし仮に潰れてしまっていたのなら、それはそれで私がそれだけの器だったんじゃないかな、と思うわけですが。(でも、もし、そうなったら、兄さんも潰れてしまったろう、と言われるわけですが。)まあ、でも、結果オーライと言うことで。最終的に、喜んで頂ける結果になれば、それで兄さんも私も本望なのではないでしょうか<(_ _)>。

渡辺美里さん、「My Revolution」(1986年)、PV。デビュー直後の初々しい美里嬢なわけですが、目の力はそれほど強くない方のように思えます。カメラ目線にもあまりなりませんし。曲そのものは、「秩序を乱せ」という感じの曲なのだと思う。

岡本真夜さん、「TOMORROW」(1995年)、PV。一見すると前向きな曲に見えても、巧妙に「思い出とか捨ててしまえ」と言っているのが、2番目の子あたりに対する呪いかと。この方も結構目の力は強いようです。しかも、PVの最後に彼女が赤い服を着て、砂丘か何かを歩いていく映像が流れるわけで、これは「ヌビアの砂漠(黄泉の国)へ逃亡するメヒト女神」をイメージしているのだと思います。要するに、黄泉の国へ行ってしまえ、と。そういうことかと。
で、この曲は一見すれば、「私の前では、かっこつけないで泣いてもいいよ」っていうような歌詞も含まれて、巧妙に毒を隠しているわけで、私としては呪いの部分を除いて、ま、こういう上っ面な点だけでも、何だか哀愁漂う兄さんの背中に言ってあげたい気分にもなるわけで、「呪いの歌だって分かっていても、都合のよい部分だけ、そうやって自分の歌として使える鈍感さもなかなかのもの。」とかと言われて笑われるわけですが、それでも兄さんもまんざらでもなさそうな感じだったわけですが。

広瀬香美さん、「ロマンスの神様」(1993年)、PV。これって、要は「男漁りしろ」って歌でしょうか。真面目な私に何を言う? みたいな?? 歌は上手い方かもしれませんが、目の力はそれほどでもないかな、と思います。

高橋洋子さん、「残酷な天使のテーゼ」(1995年)。ええと、これは「不思議の海のナディア」(1990年)に続いて、庵野監督が製作して、テレビ東京で放送された「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメの主題歌ということで、アニメの画像の上に載せてある動画を見たのですが、アニメそのものも現在見るのはちときついと思うわけで。どうも思うわけですが、子供の頃からずっと見慣れていたいわゆる「ロボット戦隊モノ」というか、敵と味方がいて、ロボットに乗って戦う、みたいなアニメって、「正義を大義名分にした暴力を肯定しろ」ってことなのかな、という気がしたわけで。エヴァンゲリオンは見たことないわけですが、これもそういう感じのアニメのようで。しかも、主題歌には「女神になるな」みたいな歌詞があるわけで。(だいたい、このアニメそのものがメーソン的オカルト的なアニメであったと評判だったような気がするわけですが。)なるほどね、というか。確か、お籠もり中の2012年に劇場版の新作が発表されていましたが、それも偶然ではなかったのだと思います。

東方神起、「Keep Your Head Down」(2011年)。これは非常に最近の曲なわけで、Mステで見た記憶もあるのですが、たまたま動画が目に留まりましたので、見て見ました。だいたい「Keep Your Head Down」というのは「頭を下げろ」という意味ですし、歌詞の中に「もう一度」とかありますし、2011年というのは、自分でも何となく分かりかかってきた時期ですので、今ならずばり「某検査室関連の歌」というところですが。当時から、なんとなくそれは分かっていたわけで。分からなかったのは、兄さんと他の2人のことだけだったわけです。で、昨日見た動画はこの程度であったかな、と。