さて

朝方、なんとなくぼーっとしていた時に、Mステのテーマ曲ってB’zの松本さんが作った曲だな、と思ってたわけです。松本さんは日本でも屈指のギタリストで超有名な方です。B’zのボーカル担当・稲葉さんは「卒業式に私服で」っていう点で、誰の代理人なのかすぐ分かるわけです。で、松本さんはその相方ですから、私もなんとなく「もう一人の方の代理人」って思ってましたし、最近では松本さんはテレビでサングラスをかけて顔を出していないことが多いですから、それもあってそう思っていたわけ。でも、福山兄さんも「ギターが恋人」って公言しているらしいので、もしかして、「ギターつながり」で松本さんは、「ギターが好きな子」の代理人も兼ねているんだ? とやっと気が付いたわけで。その松本さんが作った曲をオープニング・テーマに使っているMステって、最初から「ギターが好きな子」が曲を送るための番組なんだ? もしかして? とやっとそこまでたどり着いたわけです。タモリさんはその番組の最初から、今に至るまでも司会者なわけですし、確か前にタモリさんと福山君と亀梨君は「飲み友達」みたいなことを亀梨君が週刊誌でちらっと言ってましたので、なんだか「みんな繋がっているんだ?」と思ったのです。

で、しばらくしましてから、「福山君のことを一番最初に「好き」って思ったのはどのあたり?」ってふっと心に浮かびましたので、それはだいたい稲葉さんとの対談で「ギザかわゆす」とか言っていたあたり? だって、そういう(私でも知ってても使わないような)若者言葉を使うなんて、気が若くて、お茶目なところがあるな、と思って、っていうことに思い当たりましたら、
「女心は不思議だ」
って返された気がするわけですがーー;。いいじゃん、twitterでもなにげに普通に顔文字とか使ってたところが普通っぽくて好感度が高かったんだよーーー。ということで。

んでもって、「もう少し動いている福山君に慣れなければ。」ということで、なんとなく、YouTubeとかで動画を漁って見ていたわけです。ええと、「Beautiful Life」とか「家族になろうよ」のあたり。
福山君の音楽活動というのは、だいたい私が大学にいたころに始まっていて、私が中検に入っている時に停止していて、中検を蹴飛ばして飛び出してきた頃から、また再開されているわけですが、再開して最初に出た曲が「Heart」だったと今日初めて知ったわけです。PVを見てると、若いなと思いますけれども、なんというか焦燥感に溢れている気がして、「おやっ」と思ったわけです。そしてたいていのPVはなんというか「憂い顔」をしているわけで、それでこの16年くらいは、福山君にとっても何というか「ひたすら忍耐の16年」だったのかな、とふいに思ったわけで。
たぶん、最初の小さな変化は2007年の「WE’RE BROS.TOUR」の「美しき花」の頃からだと思います。どうも調べたらこの前年に「milk tea/美しき花」のシングルが出てまして、Mステで「milk tea」を唄ってた姿は見た記憶があるのです。一応有名な人の歌ですから、ちょっと注目してたわけですが、「なんかちょっと好みじゃないかも。」と思ってそれっきりだったかな、とーー;。
だいたい、そもそも2006年というと、東京で働いていて、いろいろと超大変だった時期なので、音楽とかを楽しめるような状況でも無かったし、あんまりそろそろ「男女の仲」みたいなことには無縁な人生だと感じ始めていたので、「一生一人で生きていくための人生設計とか考えなきゃ」とか、そんな時期だったので、どんなラブソングでもあまり共感は持てず、嵐の「One Love」とかも当時はスルーしていたわけです。
で、2007年に何をしていたっけ? と思うと、それは一番いろいろと酷くて、ともかく「生きていかねば」ということに必死で、毎週、戦う力、戦い抜ける力が欲しくて、近所の諏訪神社に通っていた時期だったわけです。そして、私が通う毎に、小さなその神社はどんどん綺麗に整備されていってて、それも不思議といえば不思議だったわけですが。(まあ、あの小さな神社にはもう行ける機会は、それこそ兄さんが現実に一緒についていってでもくれない限り行ける機会なんかなさそうですが。)
でもって、2008年になると状況は更に悪化するので、福山君の「想」をテレビで見た記憶はありますけど、これも印象にはあまり残っていなかった、と。でも、この頃ドラマ「ガリレオ」を見ていたわけで、その主題歌の「最愛」は福山君が作って、柴咲コウちゃんが歌っていたので、Mステに出たのも見てましたし、曲も知っていました。だから、福山君がセルフカバーした「最愛」を聴いていると、「『ガリレオ』見てたね」って言ってくれる白鳥兄さんがいるわけです。よく考えたら、私は福山君が出てたドラマって「一つ屋根の下」と「ガリレオ」と「龍馬伝」しか知らないわけで、「一つ屋根の下」は途中で見るのやめちゃいましたし、「龍馬伝」は最初の2回くらいしか見てないですし、まともに全部見たことあるのって「ガリレオ」だけかも、ということで。まあ、「最愛」っていう曲は良い曲とも思えないわけですが、良い思い出も少しはあるようです。
そして、2009年になって、実家に戻ってきて、小さな諏訪神社とのご縁も切れたわけで。この年には「はつ恋」が出るわけですが、これはちょっと不倫ぽい歌で、私は好きでなかったと。で、確かそのことも当時やってたmixiに書いた記憶があります。まあ、だからこの頃からテレビで流れる歌とかに、なんだか「特殊な意味がありそう?」みたいなことは漠然と分かっていたわけですが、まだまだとっかかりの段階だったわけで。で、この頃から福山君はなんだか「スーパースター」みたいな感じになっていっていて(そして嵐もアイドルから「スーパーアイドル」みたいな感じになってきていて)、それが「なんでなんだろう?」と、それも漠然と不思議に思っていたというか。
それで、今になって「はつ恋」のPVを改めて見ると、「愛の謎はもう解き明かしてる」という歌詞のあたりで、「なんで『ギザかわゆす』?」って突っ込みが来るわけで。まあ、確かに心の中の白鳥兄さんと一緒に福山君のPV見るのは、ある意味では面白くはあるのですがーー;。でも、「最愛」とか「はつ恋」を聴いたころは、私は正直言えば、心の中では一人の人のことしか考えていなかったし、それももう遠い過去のことだと思ってました。ええと、まだ2人もいたんだ!? ということは、それっこさ夢にも思ったことなかったわけでーー;。
そして、ちょっと間が空いて、2011年に「家族になろうよ」が出るわけで。この頃は、いろんな人の歌う曲に「学生時代の同級生とどうのこうの」という内容とか「医者モノ的」な内容が目立つ気がして、「なんだか変な曲が流行るな」と思っていたわけですが、年末のMステスーパーライブにガガが出て、看護師の格好でしょうもないパフォーマンスをして、「これも『医者モノ』」みたいに思ったのがとても印象的だったわけで。今、調べたのですが、この時の出演者の名前には福山君の名前も入っていますので、おそらく「家族になろうよ」を唄ったんだと思いますが、全く記憶にさっぱり「無い」わけで。PVを今見てみれば、小さい男の子は出てくるし、「青いツバメ」は出てくるし、当然福山君は出てますし、頑張って作っててくれたんだな、と今なら思うわけですが、当時は「自分には全然関係のない曲だ」と思って、かえって安心していました。正直に言って。
で、この頃からきゃりーぱみゅぱみゅとか出て来出していて、なんというかオカルトっぽいネタというか、イルミナティだのメーソンだのというネタが妙に心にひっかかるようになってきていて、そういう「オカルト」なネタには元々興味もあまりなく、関わりたくないと思っていたわけですが、きゃりーとかカエラとかPerfumeあたりはどう見てもそっち系の匂いがぷんぷん、というわけで、「最近、なんでこういうネタが流行るんだろう?」と思っていましたら、年が明けて2012年の3月に出ましたよ「生きてる生きてく」が。ということで、この曲をMステで見てなかったら、何も始まらなかったんじゃないか、というくらいすごい曲だったわけで。(後はこの年の世界選手権の弓弦君の演技とかもこの範囲に入りますが。)確か、この時福山君は赤いギターを持っていた? と思うわけです。(ちなみに放送日は今確認したら3月2日になっていました。)
で、この頃から「あれ買え、それ買え、これ捨てろ。」みたいなことが始まって、「しばらく家に籠もっていろ」と言われたので「どのくらい?」と尋ねましたら、嵐がMステで「1年」て言う。Mr.Childrenが「365日」を唄う。ということで、しばらくMステを見る暇もなく、やることがいっぱいあったわけです。で、「生きてる生きてく」と「One Love」を買って、「One Love」と「Dear」の歌詞に愕然として、このあたりでようやく2人目の存在を自覚したというか、「えええ?」みたいな気持ちというかーー;。で、怒濤の2012年が過ぎて、2013年の春に、某所に出かけて、「それ、背中を追いかけろ」とか「手紙を渡せ」とか「真ん中の扉から出ろ」とか、心に浮かぶままに動きましたら、家に帰ってきて福山君がカンヌで賞を取ったとかというニュースが新聞に載っていて、で「届いたという手応えがあった」という福山君のコメントが載ってまして。ええと、この日に浮かんだ言葉の中には「最後に一目会いたい」っていうのもあって、それはきっと兄さんの声ではないと思うわけですが、もしかして後は全部兄さんの声!? あの時フランスにいたんだよね?? と思うわけで。視界に入る範囲にいる人の声で届くのは一言だけで、あとは全部フランスにいる人の声って、なんていうか、そういうのを「力の差」とか言うんですか? もしかして?? と今になって思うわけで。そこからがまた新たな「始まり」だった気がするのですが、ともかく、テレビも再び見れるようになり、ネットもできるようになり、まず最初にMステに出てくれたのがいきものがかり、次がB’zのお二人の「裸足の女神」、SMAPの「セロリ」と続くわけで、それと共に神話の勉強も開始したわけです。
こうして、いろんな人が毎週Mステに出てくれたわけですが、福山君はなかなか出ないので、「出ないなー」と思っていたのです。年末のスーパーライブにも出ませんでしたし。でも、まあ音楽をやっている以上、いつかは新曲を出すでしょうし、そうすればプロモーションで出るだろうと思っていましたので、なんだか気にはなっていましたが、2013年~2014年にかけての冬はゆずとかがすごく頑張ってくれてたな、とそんな感じであったわけです。
いろんなビデオを見ていましたら、「『Dear』の最新のも探してみれば。」という感じになりましたので、ちょっと調べてみたら、「冬の大感謝祭其十三(2013年)」のライブ版が見つかったので見てみました。丁度、私が「福山君、スーパーライブに出ないんだ。」と思っていた頃のビデオです。なんていうか、気合いが入って、憂いはあまり感じないですし、兄さんらしい強気さが出ていると思いました。っていうか、福山君もしかして、思ってることが全部正直に表情に出ちゃう人でしょ? と思ったわけで、今までのPVと全然表情が違う気がするわけです。まあ、年が明けたらアルバム「HUMAN」を引っさげて5大ドームツアーが行われる、ということはもうこの時期の福山君には分かっていたでしょうから、なんかもうそれに対する意気込みが顔に現れているというか。
で、私の方はといいますと、年が明けたらHPも再開、お勉強の成果もアップ、ということを繰り返していたわけで、確か誕生日に好きな人から結婚指輪を貰って喜んでいたら、次の瞬間、一緒に新婚生活を送っている相手が福山君だった、という夢を見たわけです。この頃からいろんな人が出てくる夢は良く見てた気がして、嵐の夢も見たし、SMAPの夢も見たし、亀梨君には曲が出る前からプローモーションに来て頂いて?、みたいな感じだったわけですが、ともかく福山君が出てくる確率がものすごく高くて、なんか変? そんなに福山君の力って強いの? とは思っていたのです。
そうこうしている内に、春分の日に福山君がMステに出ることが分かったのですが、この頃、春分までに「コロン」と暁の「アケル・トート」のところまで間に合わせろ、というわけで、ともかく私の方はビシバシやられていたわけです。英語のサイトだけじゃ足りなくて、ドイツ語のWikipediaまで見に行って、なんとか纏めてアップして、やっと放送日に間に合って、ということでなんというか、この頃もまだ誰にビシバシやられてるのかという自覚はありませんでした。でも、そうせねばと思ったのでやっていたわけです。
そして、放送日、なんだか妙に緊張している福山君とSMAP、妙にはしゃいでる大島優子とか、すごく印象的だったわけですが。ともかく「テレビに集中して見てろ」とか、そういうことが浮かんでくるわけで、中には「どうせ医者としては役に立たないんだし」とか歯に衣着せないような事実もズケズケ言われた気がするわけですが、なんかそんな感じで時が過ぎるわけで、この時初めて、テレビを見て「すげー、この人ってこういうことできるんだ@@」と思ったわけで、本気でびっくりしたわけです。しかも、「HUMAN」を唄ってる最中はみんなで「これ取っちゃダメ!」って言ってくるし@@。
いろんな意味でびっくりして、そして疲れ果てて寝ましたら、次の日には早朝にたたき起こされて、「HUMAN」と「暁」のどっちか取れ、と言われたのでダウンロードサイトでお約束通り「暁」を買ったわけです。だって、結局いろんな勉強もこのためだったんじゃん?? ということで。
で、それに前後してアルバムとツアーのプロモーションを兼ねて、福山君がtwitterを開設して、しばらくの間毎日こまめの書き込んでいましたので、それをこまめにチェックしていましたら、いつの間にか毎日のようにプラカードを持った白鳥さんが心に遊びに来るようになって、まあ、そういうものなのかな、と思って仲良くしていたわけですが。で、福山君のtwitterが閉じてしまった後も、それは続いていて、これもそういうものなのかな、と思ってまあ、自分の心の中だけで楽しんでいて、で、お勉強も続けて、とやっていましたら、最近になってAKB48の「心のプラカード」で愕然、キューピーの前のCMで、福山君の背中を見てその直後にMステを見ていて言われたことにも愕然、8月21日に見た夢にも愕然、そして麻衣ちゃんのパフォーマンスを見て驚愕。
これが、この16年、ひたすら声が届かない焦燥感に耐えてきた人がたどり着いた現実なんだ、ということに今日はっきりと気が付かされたわけで。(そして、こう書いていると「愛だねときっと君は言っただろう」ってBGMで流れるわけですが。ううむ@@。)

別にいいですよ。第3者から「『ギザかわゆす』はねえべ。」とか「あれだけいろんなこと一生懸命やってるのに『ギザかわゆす』!?」って突っ込まれても(っていうかこれだけ言いに来ないで下さいっていうか(泣))。兄さんさえ「それでいい」って言ってくれたら。それこそ当事者同士の問題なわけですから。