Music Stationを見たわけですが、
ウルフルズってあんなに、あんなだったっけ?
とか思ったわけで。なんというか、
ああいう風には年は取りたくないな、
というか、なんというかーー;。
月別: 2014年2月
毎日毎日
ヒエログリフとにらめっこしております。
だいたい、どうして「月」について書き始めたのかというと、西洋の信仰文化の源流は、古代エジプトとメソポタミアという2大文明だと思うわけですが、この2つは宗教的にはとても似通っている、けれども、微妙に異なる。そして、月信仰がとても強い、という大きな共通点があるわけです。で、メソポタミアで有名な月の神を
ナンナ(Nanna)
というわけで、一方エジプトには
ミン(Min)
という月神がいるわけです。で、時代がもっと下ったヒッタイトにはクシュフ(Kashku)またはアルマ(Arma)という月神がいるわけで、アルマ(Arma)の方は、ミン(Min)にArをつけたものだな、と分かるわけです。でも、クシュフ(Kashku)はどこから来た名前なのかがはっきりしません。しかも、信仰の形が似通っているのに、メソポタミアだとナンナ(Nanna)となって「N」から始まるものが、なんでエジプトだとミン(Min)となって、「M」から始まる言葉になるのも謎だったわけです。
そこで、まず「M」と「N」の違い、あるいは「変遷の過程」を明確にできれば、と思っていろいろと調べ始めたわけです。それで、エジプトでは、
単に「混沌としての月」を示すときは「N」
だけれども、
「人の運命を左右する月」を示すときは2倍体の「M」
を使う傾向があるのだな、と気が付いて、やっと自分の疑問の一つに答えをみつけたわけです。セネト・ゲームは名前の上では
「N」の月
が残っていますけれども、それがメヘン・ゲームになると名前の上でも
「M」の月
がつくようになって、おそらく両方のゲームの根源的な思想は、宗教的な意味合いが強くても、そうでなくとも、変わらないものなんだろうな、と思うようになったわけです。
でも、人間の一生はゲームではないし、それに
「勝ったものだけがいい思いができる」
なんておかしなことだと思うのです。
忙しいのです
とにもかくにも、ヒエログリフと楔形文字の間を
「行ったり来たり」
しています。しばらくこのまま忙しいままになりそうですーー;。
資料採集とヒエログリフ
記事を書くのに必要そうな資料が集まりましたので、せっせと
ヒエログリフ
を書いております。フォントを作った方もすごいなと思いますが、これだけ使わせて頂けば、こちらもダウンロードさせて頂いて本望かな、と思います。一度にたくさん書いてたくさんアップするのは疲れますので、ちょこちょこと書いていければと思います。
資料採集を続けております
そろそろ一定の纏めに入れるかも? という感じですが、こういう場合、纏め始めると
また足りない資料の採集に走らなければならない、
という自転車操業に陥るわけですーー;。ヒエログリフも楔形文字も、インターネットの検索で探せる程度の基本的な知識だけだと、
どうも良くわからない部分
があるわけで、神様の名前を調べるのにも四苦八苦するわけです。というわけで、フォントをダウンロードし、ユニコード表をダウンロードし、実際の文字とユニコード表とにらめっこしながらコツコツ読むという作業を今日はしていました。そこでやっぱり思ったことですが、ヒエログリフと楔形文字って、やはり
読み方が日本語と似ている部分
があるように思うわけです。例えば、日本語だと、片仮名の部分は
あいうえお
と書いたらその通り読むわけで、この部分は「表音文字」といえます。でも例えば
蛇
という字は、中国語では「シェ」と読むらしくて、それが本来の読み方なのだと思うわけで、でも、日本ではこの言葉を示す物を
へび
と言うわけですから、本来の読み方ではなくて、日本語の音を当てはめて「意味」を優先して使っているわけです。でもって
巳
という文字も、同じ意味だから、「へび」と読みます。意味を優先すると、違う文字でも同じ読み方になったりするわけです。ヒエログリフや楔形文字もそういうところがあって、ユニコード表の通りの読み方で読んでいくと、
本来の読み方と違う読み方
の文字と、本来の読み方で読んでいる文字が入り交じっているわけです。そういうところが、ちょっと日本語と似ているな、と思うわけで。
で、思わぬところで、「パドメ」という言葉にぶつかって、
スター・ウォーズかい!
って思ってみたりして、収穫も多かったですが、語学に弱い人にはちと難解な一日でした。