「君がいたから」というのは1995年にFIELD OF VIEWが出した曲です。今日は昨日に引き続きSMAPネタを書こうと思うのですが、何故これがSMAPネタに繋がるかと言いますと、この曲は「輝く季節の中で」という医学生モノのドラマの主題歌だったわけです。これは医学生5人の群像劇みたいなドラマだったのですが、その5人の学生役のうちの一人が中居君でした。このドラマの始まる少し前に、中居君が「ライオンのごきげんよう」にゲストで出ていまして、そこで「ドラマの仕事がしたい」と言ったら、後にこの番組を見ていた関係者から医学生役の仕事の話が来たという、そういうことがあったようで、私はたまたまその回の「ごきげんよう」も見ていました。ということで、ここで「君がいたから」とSMAPが繋がるわけです。
当時私は医学生で、何故かクラス中がこのドラマを見ているんじゃないかという感じでしたので、学校での話題についていくためと、それから「君がいたから」の作詞をしたZARDの坂井泉水さんのファンでしたので、このドラマを見ていたわけです。ドラマの内容自体はあまりリアリティーがあるように感じられませんでしたので、たぶん一番うれしかったのは、劇中でZARD版の「君がいたから」が流れた瞬間だった気がします。
で、ある時、ポリクリの班の中でこのドラマの話題が出て、なんだか登場人物達の白衣の着方がどうのとかそういう話になって、
「俺は保坂君~」
とかって、なんだか自分を登場人物の役に擬えて、役を取り合うみたいな、そういう軽い話題になったわけです。そしたらある人が
「じゃ俺は中居君。」
と言い出して、なんというか、その人は普段真面目でこういう軽いネタに気軽に乗るような人だと思ってなかったものですから、内心
「この人でもこういう(子供っぽい)こと言うんだ?」
って、ちょっと驚いたことがあったというか、ちょっと印象に残る出来事があったわけです。で、後はこのドラマの思い出というと、後にZARDが「君がいたから」をアルバムでセルフカバーしたので、そのアルバムを買って、曲と共になんとなく淡い学生時代の思い出になっていたかな、とそんな感じでした。
で、話はずーーーっと飛ぶわけですが、後にある人と
「結婚してもいいかな」
と思ったことがあったのでした。その頃丁度ウォークマンにZARDの曲を入れてランダムに聴いていまして、昔のウォークマンは曲をランダムに再生すると、本当にランダムに再生してくれるので、同じ曲が1回おきにかかるということがあったのです。(最近のウォークマンは入っている曲を一通り流さないと次のランダムなサイクルが廻ってこない仕様になっているようです。)
で、そう思ったら、しばらく「君がいたから」と「搖れる想い」が交替でかかり続けるという現象が起きまして、
「おおーっ!」
って感じだったわけです。(しかも、その後某お店に買い物に行ったら丁度福山君の「家族になろうよ」がかかっていたので、更に「おおーっ!」ってなりまして。)
そんなこんなで遙か大昔の思い出に、新たな思い出が加わった曲なわけです。