加比留神社(かひるじんじゃ)は、延喜式神名帳に「越前国敦賀郡鎮座」とある神社である。廃絶し現在は所在不詳である。祭神不明。

福井県南条郡南越前町今庄あたりを古え「鹿蒜」といつたと考えられるので、この加比留神社もそこに存したと考えられるが、その、所在は不明である。祭祀を継承した神社も不詳。栗田寛『神祇志料』「加比留神社」の項に「按、加比留は神蛾の義にて、気比神社の下に記せる白蛾の故事によりて祭れる神にはあらじ歟」とある。

「持続紀」6年9月21日条に、越前国司から「白蛾(しろきひひる)」を献じた記事があり、その五日後白蛾を捕獲した所が敦賀郡の浦上の浜であったので、笥飯(気比)神宮に封戸二十戸を増す旨の詔が発せられている。その後天平3年(731)には神封二百戸を充て、天平神護元年(765)9月丙申にも四十四戸を充てている。

参考文献

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