となっている点である。水神と火神が二つの話で、'''役割が入れ替わっている'''のだ。しかし、墨子を読むと、まず「火雷神」が起こす干ばつが起き、次に「水雷神」が起こす洪水が起きた、とある。どちらの雷神も騒ぎを起こしたわけだけれども、ヤオ族伝承では「火雷神」が父さんに、ミャオ族伝承では「水雷神」が父さんに変わってしまっているのだ。最初は二人の雷神が暴れる話だったのだが、伝承の話し手がどちらに味方するかで見方が分かれて、ヤオ族の話とミャオ族の話に分かれてしまったのだろう。
== 具体例 ==
* 后夔:羿によって妻を奪われ殺された。夔家の祭祀が絶えたという<ref> 『春秋左氏伝』昭公二十八年「昔有仍氏生女、黰黒而甚美、光可以鑑。名曰玄妻。楽正后夔取之、生伯封。実有豕心、貪惏無饜、忿纇無期、謂之封豕。有窮后羿滅之、夔是以不祀」</ref>
* [[饕餮]]:炎帝型神の原型
* [[伯封]]:豚をトーテムに持つ。
== 関連項目 ==
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== Wikipediaの注釈 ==
<references group="注釈"/>
== 注釈 ==
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[[Category:伝承列伝]]