=== 楯縫神社 (美浦村郷中) ===
茨城県稲敷郡美浦村郷中にある神社。古名は信太郡一宮。式内社(常陸国信太郡、小社)。主祭神:普都主命<ref name="meiji">明治神社誌料。</ref>(普津主神、普都主大神)。配祀神:大己貴命二座、[[須佐之男命]]、宇迦魂命二座、皇産靈命、市杵島姫命、熊野加夫呂岐命。主祭神を彦狭知命とする別伝もある。
==== 由緒 ====
* 創建は推古天皇16年(608年)<ref name="keidai">境内案内板。</ref>。
* 普都神話に創祀の縁起を求める。曰く、普都大神は、葦原中国平定の後、木原で甲楯を脱ぎ、高来里で登天した。甲楯を脱いだことから「楯脱」の地名が生まれ、後に「楯縫」になった。社地には「楯脱山」の地名が残る。
* 木原の村名は、永正3年(1506年)、境内にあった周囲5丈8尺余、高さ120尺の神代杉(明治元年5月(1868年)枯死)の「木」と、木原城主近藤式部大輔藤原利勝(近藤利勝)の「原」を合成して生まれた。それまでは神越村と称していたという<ref>境内案内板、明治神社誌料等。美浦村教育委員会の文化財解説では、境内の北にある周囲6メートル余の巨杉が由来としている。</ref>。
== 参考文献 ==
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AF%E7%B8%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E7%BE%8E%E6%B5%A6%E6%9D%91%E9%83%B7%E4%B8%AD) 楯縫神社 (美浦村郷中)](最終閲覧日:25-02-23)
== 関連項目 ==