==== お松の神事 ====
陰暦の十一月十五日仁行われる。お松の神事は豊凶を占う火祭り神事である。この日、麻毅で作ったすり鉢形の大松明三本を二メートルほどの竿先につけて立て、これを早生、中生、晩生に見立てて神火をつける。その燃え方で翌年の豊凶を知る。(舞鶴市史『舞鶴地方史研究』)<ref>[http://1401-1500.wakkan.jp/1487.html 阿良須神社]、古/いにしえの面影(最終閲覧日:24-12-22)</ref></blockquote>
=== 山口神社・舞鶴市堂奥 ===
祭神は天道日女命、大山祇命。
<blockquote>当社は元は一村であった「堂奥村」「多聞院村」両村の氏神であったとされる。「多聞院村」には天蔵神社(祭神は天道日女命の子神・天香語山命)が鎮座する。<br>当地は天道日女命が老後に暮らしたとされる。「勘注系図」には「天道姫命 亦たの名 '''屋乎止女命'''(ヤヲトメノミコト)、亦たの名 '''[[下光比売命|高光日女]]'''たこひめ命(タコヒメノミコト)、亦たの名 '''祖母命'''也」とある。<br>「丹後國風土記」残闕の「高橋郷 本字高梯」に以下のようにある。『「高橋郷」と名付けられた所以は、天香語山命が「倉部山」山頂に神庫(ほくら)を造り種々の神宝を収蔵し、長梯を掛けていたので「高梯」と云う。峰(倉部山)の頂に天蔵と称する神祠があり天香語山命を祭る。またその山口●●国に祠があって祖母祠と称する。この国に天道日女命と称する者があって、歳老いて此の地に来居まして、'''麻を績ぎ蚕を養ひ'''、人民に衣を製する道を教えたので山口坐御衣知祖母(やまぐちにますみそしりそぼ)祠と云ふ也』<ref>[https://ameblo.jp/keith4862/entry-12608762968.html 山口神社 (舞鶴市堂奥)(改定)]、かむながらのみち ~天地悠久~(最終閲覧日:24-12-22)</ref></blockquote>
=== 磯砂山 ===
* [[蛇頭松姫大神]]:与保呂川に関する女神で、豊受大神と近似した神と考える。
* [[大宜都比売]]
* [[下光比売命]]:高光日女の別名ではないだろうか。
== 「ウケ」に関する神 ==