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753 バイト追加 、 2025年1月14日 (火)
==== 島田氏 ====
尾張国海部郡島田郷を本拠地とした氏族。『古事記』では、[[神八井耳命]](神武天皇の御子)の後裔氏族として、'''意富臣'''らと同族関係にあったとされる。『新撰姓氏録』によれば、成務天皇の時代に仲臣子上(神八井耳命の五世孫である武恵賀前命の孫)が尾張国島田上下二県の'''悪神を平定し'''、その功績によって島田臣姓を賜ったとされる。『日本書紀』には登場せず、六国史では『続日本紀』の延暦2年(783)条で島田臣宮成が外従五位下に叙されたのを初見とする。島田朝臣の著しい特徴として、文筆による活躍が指摘できる。先述した男官の叙爵者のうち、貞継・善宗を除く10人は外記を務めており、そのうち忠臣・良臣・房年・仲方は文章生より立身したことが確認できる(その他の人物も官暦から多くは文章生出身と推測されている)<ref>[https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/en/ujizoku/shimadanoomi/ 島田臣]、國學院大學(最終閲覧日:25-01-14)</ref>。
 
==== 「犬山」という地名 ====
「犬山」の由来(昭和37年犬山市教育委員会発行「郷土読本」より)
* 大昔、この地方は犬を用いて狩をするのによい場所であったからと言われる説がある。犬山の語が狩猟の意に用いられていることは、中古の物語や戦記物語にもみられる。
* 小野山が転じたと言われる説。和名抄に「丹羽郡小野郷」と書かれていますが、この中に岩田(塔野地、前原)岩橋(橋爪、五郎丸)の郷名を欠いているので、この小野郷というのが犬山のことではないだろうかと言うことだ。この小野山が変化して犬山となったとも考えられている。
== 私的考察 ==

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