差分

母が子供の頃、お祭りは春と秋の２回やった。春のお祭りを「あひかさん」、秋のお祭りを「庚申さん」と言った。豊作の年は神様への感謝の気持ちとして秋祭りを行ったが、不作の年はお祭りをやらなかった（長野県飯綱町）。

『記』の記述には、神武天皇が東征のおり、熊野から吉野（大和）へ入り、[[贄持之子]]の次に出会った神とされ、光る井から出て来た上に、尾ある人（有尾人）であったとしている（『紀』では、「光りて尾あり」と記述されるのみ）。天皇がお前は誰かと問うと、「私は国津神で、名を井氷鹿」と答え、吉野首等（よしののおびとら）の祖なりと記される。