== 大年神 ==
日本神話では、『古事記』において[[須佐之男命]]と[[神大市比売]](かむおおいちひめ・大山津見神の娘)の間に生まれた'''大年神'''(おおとしのかみ)としている。両神の間の子にはほかに[[宇迦之御魂神]]がおり、これも穀物神である。また、大年神と香用比売(カグヨヒメ)の間の子にがおり、これも穀物神である。 また、大年神と香用比売(カグヨヒメ)の間の子に'''御年神'''(みとしのかみ、おとしのかみ)、孫に'''若年神'''(わかとしのかみ)がおり、同様の神格の神とされる。孫に'''久久年神'''(くくとしのかみ)もいる。
『日本書紀』には年神は現れない。『日本書紀』は天皇の即位年を太歳の干支で示すが、太歳は中国で考えられた架空の天体であって年神とは異なる。