'''ラダマンテュス'''({{lang-grc-short|'''Ῥαδάμανθυς'''}}, {{ラテン翻字|el|Rhadamanthys}}, {{lang-la|Rhadamanthus}})は、[[ギリシア神話]]に登場する人物である。Rhadamanthus)は、ギリシア神話に登場する人物である。'''ラダマンティス'''、ラテン語で'''ラダマントゥス'''とも表記される。[[ミーノース]]とも表記される。ミーノース<ref name=AP312>アポロドーロス、3巻1・2。</ref>、[[アイアコス]]とともに[[地獄|冥界]]の審判者を務めるとされる。また[[エーリュシオン]]の長であるとも言われる、アイアコスとともに冥界の審判者を務めるとされる。またエーリュシオンの長であるとも言われる<ref name=OD4563>『オデュッセイアー』4巻563行-568行。</ref>。[[ホメーロス]]の[[叙事詩]]『[[オデュッセイアー]]』では「金髪のラダマンテュス」と呼ばれている。ホメーロスの叙事詩『オデュッセイアー』では「'''金髪の'''ラダマンテュス」と呼ばれている<ref>『オデュッセイアー』4巻564行。</ref><ref>『オデュッセイアー』7巻322行。</ref>。
[[ゼウス]]と[[フェニキア]]の王[[アゲーノール]]の娘[[エウローペー]]との間に生まれた子で、ミーノース、[[サルペードーン]]と兄弟<ref name=HF89>ヘーシオドス断片89(『イーリアス』12巻397行への古註D)。</ref><ref name=HF90>ヘーシオドス断片90([[オクシュリュンコス・パピュルス]]、1358 fr.1 col.I)。</ref><ref name=AP311>アポロドーロス、3巻1・1。</ref><ref name=SD4602>シケリアのディオドーロス、4巻60・2。</ref><ref name=SD5781>シケリアのディオドーロス、5巻78・1。</ref><ref name=HY178>ヒュギーヌス、178話。</ref>。ただしホメーロスはミーノースとラダマンテュスのみエウローペーの息子としている<ref>『イーリアス』14巻322行。</ref>。[[スパルタ]]の詩人{{仮リンク|キナイトン|en|Cinaethon of Sparta|label=キナイトーン}}によれば、ラダマンテュスはクーレースの子タロースの子ヘーパイストスの子であるという<ref>パウサニアース、8巻53・5。</ref>。エリュトロス<ref name=PA737>パウサニアース、7巻3・7。</ref><ref name=SD5791>シケリアのディオドーロス、5巻79・1。</ref>、ゴルテュスの父<ref name=PA8534>パウサニアース、8巻53・4。</ref>。[[アルクメーネー]]の再婚相手とされる<ref name=AP312 /><ref name=AP2411>アポロドーロス、2巻4・11。</ref>。