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186 バイト追加 、 2025年1月2日 (木)
'''佐保姫'''(さほひめ)は、春をつかさどる女神である。秋の女神である[[竜田姫|龍田姫]](立田姫、たつた姫)と対置される<ref name="okumura" />。
春は佐保姫(さほひめ)、夏は筒姫(つつひめ)、秋は竜田姫(たつたひめ)、冬は宇津田姫(うつたひめ)と四季に女神を例えた概念があったと思われる<ref>[http://osoto.jp/moon/moon_2012_07.html 文月 「空」]、OSOTO web(最終閲覧日:24-12-12)</ref>。
また佐保姫は藤原氏の手によって、'''若沙那賣神'''という[[須佐之男命]]系の女神にも変換されているように思う。奈良盆地で重要な女神だったので、有力な各氏族が取り込んで女神の利用を試みたものと考える。
 
飛鳥には治水に関して、「[[亀石|亀岩]]」という岩があり、これは干ばつと関連しており、佐保姫のトーテムと考える。
== 参考文献 ==
* [[三穂津姫]]:同じ女神と考える。
* [[竜田姫]]
* [[亀岩]]
* [[伊豆能売]]:大和佐保川に関する女神とした場合、佐保姫の別名で、天目一箇神を夫とする場合、この名前の女神になると考える。

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