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1,566 バイト追加 、 2024年12月10日 (火) 18:23
=== 広瀬大社の祭祀について ===
ミャオ族の神話になぞらえれば、田人(白い衣装)が[[アペ・コペン]]、牛(黒い衣装)が雷神あるいは([[黄帝]])、牛(黒い衣装)が雷神([[炎帝]])あるいは[[ダロン]]、早乙女が([[伏羲]])、早乙女が[[バロン]]ということになろう。神社の祭神からみれば、([[女媧]])ということになろう。神社の祭神からみれば、'''田人(白い衣装)は櫛玉命(くしたまのみこと)(饒速日命)'''、'''牛(黒い衣装)が穂雷命(ほのいかづちのみこと)'''、'''早乙女が若宇加能売命(わかうかのめのみこと)'''である。である。互いに砂をかけあうのは、雨というよりも、火山の噴火(暴れる雷神)と、それを鎮めようとする田人との戦いの再現と考える。田人と牛神の両方が争いながらも、拮抗を保って共に農耕に励むことが豊穣につながる、という思想かと思う。 [[壮族]]の文化にも牛を大切にする祭祀がある。炎黄並び立つことを理想とする、まるで'''[[河姆渡文化]]'''あたりを起源にしたような神話世界と考える。 田や家の厄払いのアイテムとなる「'''松苗'''」とは、「'''松の葉で作られ中に籾種が2・3粒入っており藁で巻かれている'''」とのことである。これは「楓香樹(松、[[黄帝]])の中に入っているメイパンメイリュウ(籾種)[[女媧]]」のこと、すなわち、'''饒速日命という松の中にいる、若宇加能売命(わかうかのめのみこと)という籾種'''のことと考える。この一致性からいけば、若宇加能売命(わかうかのめのみこと)とは、饒速日命の娘神という位置づけで良いかと思う。女神の名に「'''若'''」と入っているところが、「非業の死を遂げた女神」であることをかすかに感じさせて悲しいが、この父娘の2神が「厄払いの神」であったことがしっかりと示されていて良いと思うし、個人的にはうれしいことと思う。
== 参考文献 ==

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