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奈具神社
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2024年12月8日 (日) 16:30時点における版
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2024年12月8日 (日) 16:30
編集の要約なし
{
{神社
|
名称
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=
奈具神社
|別名
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=
奈具社
"float:right; clear: right; margin: 0px 0px 5px 1em; padding: 5px; border: 1px solid #d4acad; border-right-width: 1px; border-bottom-width: 1px; background:#f8f4e6; text-align:center; font-size:85%;"
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画像
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cat
<span style
=
宮津市}}
"color: white;">奈具神社</span>
|
所在地=[[京都府]][[宮津市]]由良宮ノ上3537
-
1
|
位置={{ウィキ座標2段度分秒
他の名:奈具社
|
35
-
|
31
所在地:京都府宮津市由良宮ノ上3537-1
|
14.3
-
|
N
祭神:豊宇賀能賣命(とようかのめのみこと)
|
135|16|17.2|E|region:JP}}
-
|
祭神=[[トヨウケビメ|豊宇賀能賣命]]
創建:不明
|
創建=不明
-
|
社格=[[式内社]]
社格:式内社
(小)<br>
[[
旧村社
]]
|
例祭=10月11日
-
|例祭:10月11日
}
|
}
'''奈具神社'''(なぐじんじゃ)は、京都府宮津市由良にある神社である。式内社。丹後加佐郡十一座の一社でもある。
== 祭神 ==
伊勢神宮外宮の祭神である豊受大神と同一で、羽衣伝承の天女でもある豊宇賀能賣命が祭神である。
伊勢神宮外宮の祭神である[[豊受大神]]と同一で、羽衣伝承の天女でもある[[豊受大神|豊宇賀能賣命]](とようかのめのみこと)が祭神である。
*
[[豊受大神|
豊宇賀能賣命
]]
== 祭礼日 ==
== 由緒 ==
[[丹後国風土記]]によると「ここに来りてわが心奈具志久(なぐしく)なれり」とあり、奈具神社の由来はこの奈具志久(おだやかに)という言葉による。
丹後国風土記によると「ここに来りてわが心奈具志久(なぐしく)なれり」とあり、奈具神社の由来はこの奈具志久(おだやかに)という言葉による。
<
bockquote
blockquote
>昔、丹波の郡比治の真奈井に天下った天女が、和奈佐の老夫婦に懇願されて比治の里にとどまり、万病に効くという酒を醸して、老夫婦は莫大な富を得ました。しかし、悪念を抱いた老夫婦はやがて天女に、 汝は吾が子ではないと追い出してしまいました。
天の原ふりさけみれば霞立ち 家路まどいて行方しらずも
と詠い、比治の里を退き村々を遍歴の果てに、舟木の里の奈具の村にやってきました。 そして「此処にして我が心なぐしく成りぬ」(わたしの心は安らかになりました)と云って、この村を安住の地としました。
此処で終焉を迎えた[[天女]]は村人たちによって、[[トヨウケビメ|豊宇賀能売命]](とようかのめのみこと)として祀られました。 これが[[竹野郡
此処で終焉を迎えた天女は村人たちによって、豊宇賀能売命(とようかのめのみこと、トヨウケビメ)として祀られました。 これが竹野郡
(京都府)
|竹野郡]]の奈具の社です。
の奈具の社です。(境内案内板「延喜式神名帳 奈具神社の祭神について」より)
</
poem>|境内案内板「[[延喜式神名帳|延喜式内]] 奈具神社の[[祭神]]について」より}}</bockquote
blockquote
>
丹波には豊宇賀能売命が稲作を行い、酒を造ったという伝承が残る[[天甕津日女命|多久神社]]がある。
==
関連項目
「鶴の恩返し」との比較・私見
==
{| class="wikitable"
!
!奈具神社由来譚
!鶴の恩返し
|-
|'''主人公'''
|天女
|鶴
|-
|'''職能'''
|酒作り
|織女
|-
|'''失踪の原因'''
|いじめ
|禁忌(見るな)破り
|}
奈具神社由来譚と、いわゆる「鶴の恩返し」とでは、物語の構成に類似点がある。
*
[[鶴の恩返し]]
起:空から降りてきた女性が「娘」として老夫婦の家に入り込む。
* 承:娘には得意とする'''職能'''がある。それが、老夫婦に豊穣をもたらす。
* 転:娘は失踪する。原因は老夫婦にある。(理由の不明な意地悪や禁忌破りである。)
* (結:豊穣の産物はそのまま老夫婦に残る?)
である。元に「'''天から降りてきた鳥仙女が産業を教えて豊穣をもたらした'''」という物語があり、それがそれぞれに発展した物語となった、と考える。鳥仙女の失踪は、彼女が何らかの罰を受ける存在、とされていたであろうことが示唆される。
== アクセス ==
* 京都丹後鉄道京都丹後鉄道宮舞線丹後由良駅から北西約900m
== 関連項目 ==
* [[鶴の恩返し]]
* [[天甕津日女命]]
== 参考文献 ==
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E5%85%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE 奈具神社](最終閲覧日:22-03-26)
*
* 境内案内板「延喜式内 奈具神社の祭神について」
*
* 坂本勝(監修)『図説 日本人の源流を探る 風土記』青春出版社、2008年
{{DEFAULTSORT:なくしんしや}}
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