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770 バイト追加 、 2024年11月30日 (土) 00:11
長野市篠ノ井有旅には犬石という地名があり、この犬石には、祟りを起こした、という伝承や「産土神が犬に追われ里芋で滑りゴマで目を突いた」を持つ([[布施八龍大権現]]を参照のこと)。この祟りを起こす犬神が'''小萩命'''のことと考える。犬石地区には、雨乞いの祭祀として「長年寺の薬師さんと寺の地蔵(水地蔵ともぬれ地蔵ともよばれる)とを抱き合わせて荒縄でがんじからめに縛り、それを弁天井戸(別名長者の井戸)に沈める。」ということを行っていたそうで、かつて'''雨乞いに関して人身御供の祭祀があった'''ことを伺わせる。これは干ばつを起こす'''小萩命'''に人身御供を捧げないと「'''田畑が荒れ里が凶作が起きる'''」と考えられていたからではないだろうか。すなわち、'''矢奈比売を食う神が、悪しき犬神である「小萩命(須波若神)」だとすれば、静岡県磐田市見付の祭祀と、長野市篠ノ井有旅犬石の祭祀は一致する'''のだ。そして「早太郎」は小萩命(須波若神)と拮抗する性質を持つ良き犬神なのだ。
長野市に小萩命を祀る神社はないが、長野市信州新町はかつて「'''荻野'''」と呼ばれており、小萩命(須波若神)信仰の地であったことが地名に残されているように思う。竹房には対になる速瓢神(はやちかみ)が祀られている。そして、長野市信州新町水内斉宮には、諏訪神の子神として、」と呼ばれており、小萩命(須波若神)信仰の地であったことが地名に残されているように思う。竹房には対になる速瓢神(はやちかみ)が祀られている。そして、長野市信州新町水内斉宮の健御名方富命彦神別神社には、諏訪神の子神として、'''建御名方彦神別命'''が祀られている。諏訪大社下社系の神と思われる。この神の呼称は「諏訪神から別れた神」という意味で、固有名詞とは言いがたい。おそらく、この神が小萩命(須波若神)のことだと管理人は考える。が祀られている。諏訪大社下社系の神と思われる。この神の呼称は「諏訪神から別れた神」という意味で、固有名詞とは言いがたい。おそらく、この神が'''小萩命(須波若神)'''のことだと管理人は考える。 斉宮という地名から、健御名方富命彦神別神社はかつて、諏訪神の妻の八須良姫命という尾張物部氏系の女神とその子神の小萩命を祀っていた時期っがあったと考えるが、諏訪大社下社の祭神が安曇系の八坂刀売に置き換えられる際に、八須良姫命は祭神の地位からはじき出されてしまったものと思われる。(おそらく荒船山明神に変換され、群馬県咲前神社を経て、一之宮貫前神社の姫大神に変換されてしまったと考える。咲前神社境内内の絹笠神社の神は、ネズミよけの能力があるともされ、厄払いの女神だった名残を残している。)
== 出典・注釈 ==

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