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9 バイト追加 、 2024年11月8日 (金) 21:24
である。
1については、「'''雷神の力の偉大さ、あるいは恐ろしさを強調するため。'''」だろうと考える。そして、やはり父系のヤオ族の伝承では、「'''子供達は雷神に選ばれたのだ。'''」という'''選民思想'''に繋がるように思う。それは「雷神に選ばれたのだから、二人の子孫は特別な人類だ。」とか、「雷神に選んで貰ったのだから、子々孫々まで雷神に従わなければならない。すなわち、雷神の代理人の'''皇帝'''に従わなければならない。」という思想だ。子供達が洪水を逃れるために乗る乗り物は[[ヒョウタン]]だ。ヒョウタンは「ひしゃく」の象徴であり、「天のひしゃく」とは北斗七星のことで、北極星は「天の頂点」ともいえる帝王の星なのだから、伏羲と女媧は王権の象徴ともいえる。だ。ヒョウタンは「ひしゃく」の象徴であり、「天のひしゃく」とは北斗七星のことで、北極星は「天の頂点」ともいえる帝王の星なのだから、伏羲と女媧は王権の権威の象徴ともいえる。
2については、特にヤオ族の伝承で違和感が目立つ。兄妹は父親が消えた後も天梯を昇って天庭に遊びに行くが、そこで誰にも会わない。父親が天に攻め込んだ時には天の神々が総出でそれを阻止したのに、子供達が行くとまるで人気がなく感じる。状況からみれば、雷公がやってきて「父親がいなくても自分がついているぞ。」と言ってくれてもよさそうなのに。天にはまるで最初から兄妹しかいなかったかのようだ。

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