== 名前 ==
アンズーと呼ばれる神話上の生物は、シュメール最古の楔形文字では𒀭𒉎𒈪𒄷(''AN.IM.MI<sup>MUŠEN</sup>''、楔形記号𒄷またはMUŠENは文脈上「鳥」を表わす)と書かれていた。 古バビロニア時代のテキストでは、「𒀭𒉎𒂂𒄷 (''AN.IM.DUGUD<sup>MUŠEN</sup>'')」と表記されることが多い<ref name=alster/>。1961年、ランズバーガーはこの名前を「アンズー」と読むべきと主張し、ほとんどの研究者がこれに従った。1989年、トールキルド・ヤコブセン(Thorkild Jacobsen)は、楔形文字の読み方(「dIMJacobsen)は、楔形文字の読み方("<sup>d</sup>IM.dugud」と表記)も有効であり、おそらくこれが本来の発音であり、「Anzu」は初期の発音変化から派生したものであると指摘している。dugud"と表記)も有効であり、おそらくこれが本来の発音であり、「Anzu」は初期の発音変化から派生したものであると指摘している。