差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
148 バイト追加 、 2024年12月8日 (日) 18:29
神名のウケは[[豊受大神]]の「ウケ」、宇迦之御魂神の「ウカ」と同源で、'''食物'''の意味である。
食物神というだけでなく、「頭から牛馬が生まれた」ということから牛や馬]神ともされる。東日本に多い駒形神社では、馬の神として保食神が祀られており、さらに「頭から馬」ということで馬頭観音とも同一視されている。食物神というだけでなく、「頭から牛馬が生まれた」ということから牛や馬神ともされる。東日本に多い駒形神社では、馬の神として保食神が祀られており、さらに「頭から馬」ということで馬頭観音とも同一視されている。
食物とそれが生じた体の各部との関係は、朝鮮語に訳すことで説明がつく、とする説がある。一方の古事記にある[[大宜都比売]]の説話ではこのような対応関係が見られない。このことから、日本書紀の編者に朝鮮語を解するものがいて、生成物と体部を結びつけたと考える説である(『日本書紀(一)』59頁、61頁)。ただし、現代の朝鮮語と古代の朝鮮語の発音が同一であるという研究は現在まで行われておらず、この説は根拠が希薄であり、極めて疑わしい。
== 関連項目 ==
* [[大宜都比売]]
* [[豊受大神]]:丹後では同一の神とみなされているようである。
* [[宇迦之御魂]]
== 参考文献 ==
*Wikipedia:[[坂本太郎 (歴史学者)|坂本太郎]]、[[家永三郎]]、[[井上光貞]]、[[大野晋]]校注『日本書紀(一)』、[[岩波書店]]〈[[岩波文庫]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E9%A3%9F%E7%A5%9E 保食神]〉、1994年(初出1993年)。ISBN (最終閲覧日:22-05-28)** 坂本太郎、家永三郎、井上光貞、大野晋校注『日本書紀(一)』、岩波書店〈岩波文庫〉、1994年(初出1993年)。ISBN 978-4003000410。
== 外部リンク ==
*[http://inari.jp/ 伏見稲荷大社]
 
== 参照 ==
{{DEFAULTSORT:うけもちのかみ}}

案内メニュー