その後 生まれた神に[[伊邪那岐神]](イザナギ)次に妹の[[伊邪那美神]](イザナミ)がおり、この二柱の神によって国土や海原、および山川や諸々の神が産み出された後、[[伊邪那岐神]]が左の目を洗った時に生まれた神の名を[[天照大御神|日靈大神]](ひるめのおおかみ)といい、またの名を八倉乃日靈大神(やくらのひめおおかみ)という。
最初に高天原で戦に備えた後、天石門別(あまのいわとわけ)の神に勅命を発して「今後、汝らは吾(われ)に代わって戦に備えよ。そして、汝らはこの『最初に高天原で戦に備えた後、[[天石門別神|天石門別(あまのいわとわけ)の神]]に勅命を発して「今後、汝らは吾(われ)に代わって戦に備えよ。そして、汝らはこの『[[天羽々矢|羽々矢]](はばや)』と『御弓』を葦原中國(あしはらのなかつくに)に持って降り、良い場所に奉蔵せよ」と申された。また、吾(八倉乃日靈大神)も天降り、「『[[天羽々矢]](あめのはばや)』と『天麻迦胡弓(あめのまかこゆみ)』を納めるのに相応しい場所である」と申された。(あめのはばや)』と『[[天之麻迦古弓|天麻迦胡弓]](あめのまかこゆみ)』を納めるのに相応しい場所である」と申された。
よって、二柱の神が高天原より弓矢を持って降りた。その時、二柱の神は天の中ほどに立ち「この矢の止まった所に奉蔵しよう」と言って矢を放った。その矢が落ちた場所を「矢達の丘」という(今は「矢陀羅尾」という)。
== 八倉比売を祀る神社 ==
=== 石刀神社(一宮市浅井町) ===
愛知県一宮市浅井町にある神社。愛知県一宮市浅井町にある神社。尾張国中島郡の式内社「石刀神社」という説がある。崇神天皇の代、創建されたという。祭神は八倉比売神とされているが、現在も正式な社殿はなく、巨岩を神体としている。御神体の巨岩は、長さ約6尺、幅約4尺の漆黒の岩で、太陽の光で黄金色に輝くという。この岩は胴体岩ともいう。境外に約6尺四方の巨岩('''尾'''岩)がある。祭祀対象が岩であることから、古代の崇拝の形態が残っているといえる。江戸時代は「'''黒岩'''天王」と称していたという。明治時代に石刀神社に改称したという<ref>Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%88%80%E7%A5%9E%E7%A4%BE#%E7%9F%B3%E5%88%80%E7%A5%9E%E7%A4%BE%EF%BC%88%E4%B8%80%E5%AE%AE%E5%B8%82%E6%B5%85%E4%BA%95%E7%94%BA%EF%BC%89 石刀神社](最終閲覧日:25-02-18)</ref>。
== 私的考察 ==
== 外部リンク ==
* [https://www.awanavi.jp/spot/20475.html 八倉比売神社] 徳島県観光情報サイト 阿波ナビ
== 関連項目 ==
* [[天石門別神]]:八倉比売神と対になる神。
* [[深淵之水夜礼花神]]:近い性質の女神ではないだろうか。
== 脚注 ==
[[Category:愛知県]]
[[Category:神社]]
[[Category:水神|*]]
[[Category:太陽神]]
[[Category:医薬神]]
[[Category:吊された女神]]