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674 バイト追加 、 2025年1月14日 (火)
丹羽氏の伝承を見ると、有力なものに大縣神社・田縣神社を中心とした「大荒田命とその娘の玉姫命」の伝承がある。尾張氏との姻戚関係も示唆される。「父と娘」を中心とした神話には、賀茂氏の「賀茂建角身命と玉依姫命」の伝承がある。いずれも「婿」との関係性が希薄であって、家の中心は「父と娘」である点が一致している。丹羽氏と賀茂氏が近い関係であることがうかがえるように思う。賀茂建角身命は[[八咫烏]]でもあると伝わるが、大縣神社の周辺には「羽黒」という地名が目立つ。「縣」とされる場所には「黒」や「墨」に関する地名が多い。犬山市の場合は、丹羽氏の羽の色が黒(烏)のことも指すのではないか、と推測する。
また丹羽氏の玉姫命は自ら開拓を行う女神である。これはチワン族の女神[[姆六甲]]に似る。に似る。また、夫を亡くして妻女神が一人で奮闘する姿は、平和的な神功皇后といった感がある。 大縣神社と田縣神社では、対になった豊年祭を行っており、大縣神社は女神、田縣神社は男神とされている。大縣神社の祭神は、現在では大縣大神とされているが、本来は女神だったのではないだろうか。それが玉姫命に置き換わってしまった可能性があると考える。また、大縣神社・田縣神社が丹羽氏の祖神を祀る神社だったのなら、男女の交わりを重要視する祭祀から考えて、その組み合わせは「玉姫命」
=== 関連氏族など ===

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