== 私的考察 ==
壮族の姆六甲女神は、中国神話の壮族の姆六甲女神は、ミャオ族の[[バロン]]、中国神話の[[女媧]]に相当する。[[ダイダラボッチ]]のような巨人的な創造神の性質を持っており、これが本来女神の性質であったことが伺える。北欧神話の女神ゲフィオンに類する。女神がなにかをばらまいて人類の創造に関わる点も[[女媧]]的である。壮族の[[伏羲]]に相当するのは[[布洛陀]]である。ただ、壮族の伝承では、姆六甲と[[布洛陀]]は、夫婦とも兄妹ともされていないようである。
壮族の神々に漢字の表記のままの解釈をして良いか迷うのだが、「姆六甲」という字は「亀の女神」を連想させる。女媧が亀の足を、天地を修復する材料にした、という逸話もある。ただ、調べた範囲では姆六甲のトーテムが亀である、という情報が出てこなかったので、管理人の推測ということにとどめておく。壮族の神々に漢字の表記のままの解釈をして良いか迷うのだが、「姆六甲」という字は「亀の女神」を連想させる。[[女媧]]が亀の足を、天地を修復する材料にした、という逸話もある。ただ、調べた範囲では姆六甲のトーテムが亀である、という情報が出てこなかったので、管理人の推測ということにとどめておく。
== 参考文献 ==
* [[バロン]]
* [[女媧]]
* [[布洛陀]]:おそらく対になる神。
== 脚注 ==
[[Category:吊された女神]]
[[Category:亀]]
[[Category:伝承列伝]]