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、 2025年1月4日 (土)
韓国の民間伝承に以下のような話がある
<blockquote>昔、お爺さんが一人の女と結婚した。そして息子が一人生まれた。ある日の夜、お爺さんが目を覚ますと妻の服が濡れていた。お爺さんがこっそり様子をうかがっていると、'''妻は大きな沼に入って(龍に変身し)、もう1匹の龍を相手に戦っていた'''。夫に姿を見られた妻は、敵と戦うために、水の中に入って去ってしまった。</br>残された赤ん坊が乳を欲しがって、'''足をバタバタさせて泣いた'''。お爺さんは沼に行って、道士の助けを借り、2度までそこにいた女に乳をもらうことができた。最後に女は赤ん坊の首に'''赤と青の何か'''を結びつけた。家に戻ると、道士は首にかけられたものを欲しがった。お爺さんがそれを渡すと、道士は燃え上がって焼け死んでしまった。赤ん坊はそれからはおとなしくなってすくすく育った<ref>「龍女」、韓国昔話集成2、崔仁鶴編、悠書館、p263-265</ref>。</blockquote>
== 私的解説 ==
[[肥長比売]]のような疫神を払う女神と、台湾の[[バルン]]女神のような蛇婿譚と、[[メリュジーヌ]]的女神の逃走譚が一つにまとまってしまった、という感のある話。女神が龍蛇神であり、彼女の権威や財産の象徴として「'''首飾り'''」が残された息子に贈られており、そのような風習がとても古くからあったことをうかがわせる。
龍女は「逃げ出す女神」の性質が強いので、「[[逃走女神]]」であり、「[[吊された女神]]」と考える。
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[[Category:朝鮮神話]]
[[Category:吊された女神]]
[[Category:逃走女神]]
[[Category:龍蛇神]]
[[Category:医薬分身型女神]]
[[Category:首飾り]]