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== 「とくら」という地名 ==
=== 長野県千曲市 ===
戸倉は千曲川の右岸に長い尾根を伸ばしている五里ヶ峯(1094m)という急峻な山の真下にある。その東西に長い尾根の東端には、戦国時代の村上義清の居城だった葛尾城があり、その麓に小規模な扇状地があって、坂城の町が形成されている。反対側の西端ではいくつかの川が合流して千曲川が蛇行しており、その平地には古代から倉科(くらしな)という郷が賑わっていた。
 
これらの中間に位置する戸倉は、五里ヶ峯の山裾と千曲川に挟まれた狭い河原に形成された集落だった。その集落は、平安時代に栄えていた「倉科(くらしな)」の外れにあることから「外倉科(そとくらしな)」と呼ばれており、これを縮めて「とくら」に改めたのだという。南北朝時代の史料では「'''十蔵'''」とも書かれている。しかし「十蔵」の字面とは裏腹に、戸倉は貧しい寒村だった<ref>[https://jinja.sakura.ne.jp/20_nagano/je_20_tokura_minakamifunayama_2010.htm 水上布奈山神社]、神社仏閣図鑑(最終閲覧日:24-12-29)</ref>。
== 参考文献 ==

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