=== 出典 ===
* まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - キジも鳴かずば, http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?, id=55, nihon.syoukoukai.com, 2021-12-02
== 類話 ==
=== 丹後の人柱 ===
今から三百二十数年前、今福を治めていた丹後守信貞という殿様は、人々の生活を豊かにするため、海岸を埋め立ててりっぱな田を作ろうとしていた。しかし、今にも出来上がるという時になると、いつも大波に打ち壊されてしまっていた。
そのうちに、誰言うとなく「海の神様の怒りを鎮めるには誰かが生きたまま人柱となって、お慰めするしかない」ということになった。工事の監督をしていた'''田代近松'''という人は、ある日村人たちの前で、自分のはかまの横ぶせを隠したまま
「はかまに横ぶせのある人を人柱としよう」
と、提案した。田代氏は該当する者が誰もいないことを確認した後、最後に自分のはかまの横ぶせを人々の前に現し、自ら人柱となることを告げた。
数日後、田代氏は生きたまま堤防に埋められた。そして工事は完成しました。
田代氏には一人娘があり、となり村の庄屋の長男に嫁いでいたが、'''もの言わぬ娘'''ということで実家に帰されることになった。付き添っていたこの長男が一声鳴いたキジを射落とすと、突然、娘はすらすら声を出して歌をよんだ。
くち故に父は丹後の人柱、キジも鳴かずばうたれまじきに
娘の想いがわかった長男と、この後夫婦は幸せに暮らした。今福町の人柱観音堂には田代近松さんの霊を慰める供養塔が立っている(京都府宮津市字今福の伝承)。
== 私的解説 ==
== 参考文献 ==
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E9%A3%AF 赤飯](最終閲覧日:22-11-29)* 松浦の民話(最終閲覧日:24-12-23):丹後の伝承はっこちらから写させて頂きました。
== 脚注 ==
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[[Category:日本神話]]
[[Category:ローマ系]][[Category:エーコー群ローマ教]]