== 私的解説 ==
「子供を捨てる」型の女神である。'''姜'''というのは炎帝と同じ姓なので、長江流域出身の女神と管理人は考える。息子の[[后稷]]の性質も炎帝に似る。
母親が、「巨人の足跡」に感応して妊娠した点は、后稷の父親が'''巨人'''であることを示す。おそらく、ミャオ族神話の'''アペ・コペン'''に類する神と想像する。
母親が后稷を捨てる点は、おそらく母親が出産時に「死んでいた」ことの神話的表現と考える。后稷に火神としての性質があったので、「母親は焼け死んでしまった」との暗喩ではないだろうか。
== 関連項目 ==
* [[天甕津日女命]]:日本神話で姜嫄に相当する「子供を捨てる」女神。賀茂氏の祖。
* [[豊玉毘売]]
* [[后稷]]
== 脚注 ==