差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
21 バイト追加 、 2024年11月11日 (月) 19:38
== 書き直し神話・だいたいが天若日子 ==
昔、人々が帝俊に従わなかったので、天が怒り、夜に太陽が現れたり、火の雨が降ったり、夏に水が氷ったり、洪水が起きたりした。当時、地上に降りて人々を導いていたのは、帝俊の妹の蛙姫とその娘のバロンとバルンである。天変地異のせいで五穀が実らなくなったので、蛙姫は兄帝に救済を求めた。帝俊はこれを哀れに思い、蛙姫の夫の龍犬槃瓠とその一族のミャオ族を地上に使わした。「人々が神と共に人を食う祭」を行う代わりに、山や川を鎮め、干上がったり凍ったりした大地を元に戻すよう命じたのだ。人々は自分や仲間が食われるのが悲しくて嘆き悲しんだ。同情した槃瓠は祭をおこなわず、土地の整備のみ行った。いつまで経っても槃瓠とミャオ族は天に戻って来ず、報告もなかった。怒った帝俊は部下の雉女を連れて、自ら地上へ降りた。槃瓠が言いつけに従っていなかったことを知ると、帝俊は槃瓠を射殺した。昔、人々が帝俊に従わなかったので、天が怒り、夜に太陽が現れたり、火の雨が降ったり、夏に水が氷ったり、洪水が起きたりした。当時、地上に降りて人々を導いていたのは、帝俊の妹の蛙姫とその娘のバロンとバルンである。天変地異のせいで五穀が実らなくなったので、蛙姫は兄帝に救済を求めた。帝俊はこれを哀れに思い、蛙姫の夫の龍犬槃瓠とその一族のミャオ族を地上に使わした。「人々が神と共に人を食う祭」を行う代わりに、山や川を鎮め、干上がったり凍ったりした大地を元に戻すよう命じたのだ。人々は自分や仲間が食われるのが悲しくて嘆き悲しんだ。同情した槃瓠は祭をおこなわず、土地の整備のみ行った。いつまで経っても槃瓠とミャオ族は天に戻って来ず、報告もなかった。怒った帝俊は部下の雉女を連れて、自ら地上へ降りた。槃瓠が言いつけに従っていなかったことを知ると、帝俊はミャオ族の長の槃瓠を射殺した。
槃瓠の葬儀で蛙姫と娘たちが嘆き悲しんでいると、怒った帝俊はそこに乗り込んで暴れ、祭壇を破壊した。そして蛙姫を焼き殺してしまった。姫の魂は天に昇って'''月の女神'''になった。蛙姫の娘のバルンは水に投げ込んで殺した。殺されたバルンは'''乙姫'''になった。バロンは妻にするため生かしておいたが、両親を慕って泣き暮らしていたため、子供を生んで用がなくなると殺して桑の木に吊した。殺されたバロンは'''馬頭娘'''となって「蚕の母」と呼ばれるようになった。こうして、帝俊自らが地上で民を治めることにして夏という国を興した。

案内メニュー