ミャオ族のアペ父さんは「アペ」という名前が「水神」を意味する言葉だし「蛙黽」という意味でもあると考える。(娘のバロンは「黽」と考える。)「世界を支える巨人」という点ではギリシア神話のアトラース的だし、縄文八ヶ岳の[[ダイダラボッチ]]に非常に良く似ているので、本当は「蛙饕餮」という名が一番相応しいと考える。アトラースの名も「'''アペ・ダロン・コペン'''」から派生したものではないだろうか。ただ、管理人にとって「'''人身御供を禁止した'''」というのはやはりギリシア神話の[[テーセウス]]であり、日本の伝承の[[早太郎]]なのだ。おそらく、8000年かそれ以上古い時代に、人身御供が当たり前だったのを人命を尊重して中止を求め、身を挺して戦ったことは尊敬に値することだと思う。なので、管理人が再構築した話では、中国神話の槃瓠に人身御供中止のエピソードはないのだけれども、槃瓠に敬意を払って龍犬を採用してみた。
槃瓠は「目上の女性」でかつトーテムが異なる女性、すなわち他部族の女性と結婚して、妻は親族の中で肩身の狭い思いをする。ギリシア神話の[[テーセウス]]も部族の異なる女性アリアドネー・パイドラと結婚するし、平和な結婚ではなくて結局妻の兄弟[[ミーノータウロス]]と戦うことになり、妻の親族と軋轢を持つ<ref group="私註私注">他にギリシア神話のパリスとヘレネーがいる。パリスは弓でアキレウスを倒す。</ref>。なので、槃瓠と[[テーセウス]]は起源が同じもので良いと考える。[[テーセウス]]の名はインド神話のタクシャカと同起源と考えるが、これは「'''ダロン・コペン'''」から派生した名ではないのだろうか。だから槃瓠とアペ・コペンは「同じもの」なのだ。
テーセウスの妻であるアリアドネーの「アリ」は「神」を意味する冠詞なので、それを外したアドネー、そしてパイドラはいずれも「'''バロン・ダロン'''」から派生したものと推察する。インド神話のスーリヤも同様である。そしてギリシア神話のアテーナー、カフカスのサテネも同様と考える。もっと挙げればブリュンヒルデ、クリームヒルト、カーマデーヌと「バロン・ダロン」から派生した名は広範囲に確認できるように思う。「バロン」を中国語の「白(パイ)」とすれば、バロン・ダロンで「'''白虎'''」になるのではないだろうか。(虎の方は印欧語の読み方だけれども。)とすれば、「バロン・ダロン」とは'''西王母'''のこととなる。火神と戦って、西王母が応援したものとは黄帝のことなのではないだろうか。だから、母系の場合は「息子のダロン」を外せば、まさに