槃瓠は「目上の女性」でかつトーテムが異なる女性、すなわち他部族の女性と結婚して、妻は親族の中で肩身の狭い思いをする。ギリシア神話の[[テーセウス]]も部族の異なる女性アリアドネー・パイドラと結婚するし、平和な結婚ではなくて結局妻の兄弟[[ミーノータウロス]]と戦うことになり、妻の親族と軋轢を持つ。なので、槃瓠と[[テーセウス]]は起源が同じもので良いと考える。[[テーセウス]]の名はインド神話のタクシャカと同起源と考えるが、これは「'''ダロン・コペン'''」から派生した名ではないのだろうか。だから槃瓠とアペ・コペンは「同じもの」なのだ。
テーセウスの妻であるアリアドネーの「アリ」は「神」を意味する冠詞なので、それを外したアドネー、そしてパイドラはいずれも「'''バロン・ダロン'''」から派生したものと推察する。インド神話のスーリヤも同様である。そしてギリシア神話のアテーナー、カフカスのサテネも同様と考える<ref group="私注">もっと挙げればブリュンヒルデ、クリームヒルト、カーマデーヌと「バロン・ダロン」から派生した名は広範囲に確認できるように思う。</ref>。」から派生したものと推察する。インド神話のスーリヤも同様である。そしてギリシア神話のアテーナー、カフカスのサテネも同様と考える。もっと挙げればブリュンヒルデ、クリームヒルト、カーマデーヌと「バロン・ダロン」から派生した名は広範囲に確認できるように思う。「バロン」を中国語の「白(パイ)」とすれば、バロン・ダロンで「'''白虎'''」になるのではないだろうか。(虎の方は印欧語の読み方だけれども。)とすれば、「バロン・ダロン」とは'''西王母'''のこととなる。火神と戦って、西王母が応援したものとは黄帝のことなのではないだろうか。だから、母系の場合は「息子のダロン」を外せば、まさに 西王母(バロン)に応援されて火雷神(蚩尤)と戦う黄帝(アペ父さん) で物語は成立してしまうのだ。
== 関連項目 ==