民話や紋章学では、ヴイーヴルは蛇の体とコウモリの翼を持つ宝物を守る幻の蛇とされる。宝玉を持つことが多い。マルセル・アイメは『ラ・ヴイーヴル』で、沼地の真ん中で巨大なルビーを守りながら暮らす裸の若い女性を描いている。セドリック・ヴァンサンは、ヴイーヴルを水と結びついた精霊と考え、幸せな時には女性の姿に、怒っている時には二本足のドラゴンの姿に見えるとした。これになぞらえて、アンリ・ヴァンセノは著書『Les Étoiles de Compostelle』の中で、地下の脈流のネットワークに「vouivre」という名前を付けている<ref>Henri Vincenot, Les Étoiles de Compostelle, Paris, Denoël, Folio, 1982, p346, passage58, isbn:2-07-037876-4</ref>。ベルナール・クラヴェルはヴイーヴルについての物語を書き、これは『Légendes des lacs et des rivières』という作品集に収められている。
ヴイーヴルは、フラン・コントワでは、蛇を意味する古いフランス語の「ギーヴル」に相当し、紋章の言葉として残っている。 ''Vouivre'', en [[Franc-comtois (langue)|franc-comtois]], est l'équivalent du vieux mot français « guivre », qui signifie serpent et qui est resté dans le langage du blason. La vouivre franc-comtoise est cependant plus proche d'un serpent géant, possédant un rubis sur le front en guise d’œil.ヴイーヴルは、フラン・コントワでは、蛇を意味する古いフランス語の「ギーヴル」に相当し、紋章の言葉として残っている。しかし、フラン・コントワのヴイーヴルは大蛇に近く、額にあるルビーが目になっている。
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