「羊」を編集中
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== 品種 == | == 品種 == | ||
− | + | [[砂漠]]や山岳地帯など、さまざまな環境に適応した固有の種がある。家畜用のヒツジは、毛用種、肉用種、乳用種に大別されるが、代表種のメリノをはじめ、兼用の品種も多い。 | |
;原種 | ;原種 | ||
− | * アルガリ - 野生のヒツジで、ヒツジとしては最大の種。体高120センチ、体重100- | + | * [[アルガリ]] - 野生のヒツジで、ヒツジとしては最大の種。体高120センチ、体重100-180キロに達する。毛は褐色から赤褐色。角は渦巻き状で長い。アジアの高山地帯に分布する。[[マルコ・ポーロ]]の『[[東方見聞録]]』でも紹介されている。家畜ヒツジの原種の一つと考えられている。 |
− | * ムフロン - 小型の野生のヒツジで、最初期に家畜化されたヒツジの原種の1つと考えられている。ヨーロッパ・ムフロン、アジア・ムフロン(レッド・ムフロン)が知られ、赤色から赤褐色、赤黄色の毛色をもつ。 | + | * [[ムフロン]] - 小型の野生のヒツジで、最初期に家畜化されたヒツジの原種の1つと考えられている。ヨーロッパ・ムフロン、アジア・ムフロン(レッド・ムフロン)が知られ、赤色から赤褐色、赤黄色の毛色をもつ。 |
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+ | <gallery> | ||
+ | ファイル:Merino sheep.png|現代の代表品種メリノ | ||
+ | ファイル:Take_ours%21.jpg|顔や四肢の黒いサフォーク | ||
+ | ファイル:102 0198 Karakul3.jpg|カラクルの子 | ||
+ | ファイル:Muffelwild12.4.2008_007.jpg|野生種のムフロン | ||
+ | </gallery> | ||
=== ヨーロッパ === | === ヨーロッパ === | ||
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; コーカシアン | ; コーカシアン | ||
: ロシアや旧東欧諸国の主流品種。毛・肉ともに優れる。 | : ロシアや旧東欧諸国の主流品種。毛・肉ともに優れる。 | ||
− | ; サフォーク | + | ; [[サフォーク種|サフォーク]] |
− | : | + | : 顔と四肢が黒い。[[イギリス]]・サフォーク州原産。戦後日本に導入され、主に肉用。国産のラム肉の多くは本種。原産地のイギリスでもラム肉の5割を占める。日本で最もポピュラーな品種で、近年は日本最多の登録数を占める。 |
; シャロレー | ; シャロレー | ||
: フランス原産。繁殖能力に優れ、雑種生産用として人気がある。ヨーロッパやアメリカで多く飼育され、ヨーロッパではシャロレーを父に持つ雑種はプレミア価格となる。 | : フランス原産。繁殖能力に優れ、雑種生産用として人気がある。ヨーロッパやアメリカで多く飼育され、ヨーロッパではシャロレーを父に持つ雑種はプレミア価格となる。 |