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[[ファイル:Leys_school_crest3.png|thumb|350px|ケンブリッジのLeys Schoolの紋章のクレスト。'''wyvern proper'''。]]
[[ファイル:Héraldique meuble Dragon (wyvern).png|thumb|350px|紋章に使われるワイバーン。]]
'''ワイバーン'''({{lang|en|''wyvern''}} または {{lang|en|''wivern''}})は、イギリスの[[紋章]]、[[印章]]、[[旗章]]などに見られる[[竜]]の図像の一つ。およびそこから派生した架空の[[怪物]]である。)は、イギリスの紋章、印章、旗章などに見られる竜の図像の一つ。およびそこから派生した架空の怪物である。
== 概要 ==
一般的には[[ドラゴン]]の頭、[[コウモリ]]の翼、一対の[[ワシ]]の脚一般的にはドラゴンの頭、コウモリの翼、一対のワシの脚<ref>{{Harvtxt|Bellew|1966|}}はワイバーンの脚がこうした猛禽類の形状になったのは後のことであるとしている。(Bellew, 1966)はワイバーンの脚がこうした猛禽類の形状になったのは後のことであるとしている。</ref>、[[ヘビ]]の尾に、尾の先端には矢尻のようなトゲを具えた空を飛ぶ竜とされる。その口からは時に赤い舌が伸び、また炎を吐いていることもある。紋章においてワイバーンの図像は様々な色に塗られてきたが、ワイバーンの自然の色は緑と赤の2色である、ヘビの尾に、尾の先端には矢尻のようなトゲを具えた空を飛ぶ竜とされる。その口からは時に赤い舌が伸び、また炎を吐いていることもある。紋章においてワイバーンの図像は様々な色に塗られてきたが、ワイバーンの自然の色は'''緑と赤'''の2色である<ref>紋章記述において"[[:en:Tincture_(heraldry)#Proper|proper]]"という形容詞は「自然の色で塗られた」という意味を持つ。この「自然の色」は必ずしも言葉どおりの意味ではなく対象ごとに慣例的に定められた色のことを指すため、ワイバーンのような実在しない怪物にも「自然の色」が存在する。という形容詞は「'''自然の色で塗られた'''」という意味を持つ。この「自然の色」は必ずしも言葉どおりの意味ではなく対象ごとに慣例的に定められた色のことを指すため、ワイバーンのような実在しない怪物にも「自然の色」が存在する。"wyvern proper"は緑と赤の2色で塗り分けられたワイバーンのことを指している{{Harv|Boutell|1931|}}。ケンブリッジの[[:en:The_Leys_School|Leys は'''緑と赤'''の2色で塗り分けられたワイバーンのことを指している(Boutell, 1931)。ケンブリッジのLeys School]](画像あり)の紋章のクレストはこの"wyvern proper"であり、腹部と飛膜は赤で、それ以外の部分は緑で塗られている。</ref>。
ワイバーンは現在においてもイギリスで人気のある図像の一つである。大学や会社、スポーツチーム、あるいは行政区など様々な団体がワイバーンの図像や名前を用いている。

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