「シラカンバ」を編集中

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樹皮は細工物に使われたり<ref>平野隆久監修, 1997, p162</ref>、油分を多く含んで容易に燃えるので松明としても使われたり<ref>辻井達一, 1995, p85</ref>、水を通さず長持ちするので北ヨーロッパなどでは屋根葺きの材料に使われる<ref>辻井達一, 1995, p86</ref>。中国大陸側では、ロール状に巻いた樹皮を浮子にして漁網につけられる<ref>鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文, 2014, p131</ref>。長野県や岩手県の一部地域では、樺皮とよばれるロール状に巻いたシラカバの樹皮を、盆の迎え火、送り火に家の前で焚くのに使う<ref>鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文, 2014, p131</ref>。アイヌ民族はシラカバ皮を巻き上げた松明をチノイエタッ(我らが巻いた樺皮)と呼び、先端を割った木に挟んで点火したものを夜間の[[サケ]]漁の照明、あるいはハレの日の照明に用いた。また、樹皮を焚いた煤は入れ墨を入れる際の染料にも用いられた<ref>角田陽一, 2018, p116</ref><ref>更科源蔵, 1977, p28-29</ref>。
 
樹皮は細工物に使われたり<ref>平野隆久監修, 1997, p162</ref>、油分を多く含んで容易に燃えるので松明としても使われたり<ref>辻井達一, 1995, p85</ref>、水を通さず長持ちするので北ヨーロッパなどでは屋根葺きの材料に使われる<ref>辻井達一, 1995, p86</ref>。中国大陸側では、ロール状に巻いた樹皮を浮子にして漁網につけられる<ref>鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文, 2014, p131</ref>。長野県や岩手県の一部地域では、樺皮とよばれるロール状に巻いたシラカバの樹皮を、盆の迎え火、送り火に家の前で焚くのに使う<ref>鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文, 2014, p131</ref>。アイヌ民族はシラカバ皮を巻き上げた松明をチノイエタッ(我らが巻いた樺皮)と呼び、先端を割った木に挟んで点火したものを夜間の[[サケ]]漁の照明、あるいはハレの日の照明に用いた。また、樹皮を焚いた煤は入れ墨を入れる際の染料にも用いられた<ref>角田陽一, 2018, p116</ref><ref>更科源蔵, 1977, p28-29</ref>。
  
材は比較的やわらかく、腐りやすい欠点をもつが、白い肌をそのまま活かして、山小屋の内外装、ベランダの手すり、デッキ、柵などに好まれる<ref>辻井達一, 1995, p86</ref>。意外なところでは、アイスの棒(スプーン)や、割り箸、楊枝といったものも製造されている。
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材は比較的やわらかく、腐りやすい欠点をもつが、白い肌をそのまま活かして、山小屋の内外装、ベランダの手すり、デッキ、柵などに好まれる{{sfn|辻井達一|1995|p=86}}。意外なところでは、アイスの棒(スプーン)や、[[割り箸]]、[[楊枝]]といったものも製造されている。
  
春、芽吹く頃のシラカバの幹に傷を付けると、大量の樹液が吹き出す<ref>辻井達一, 1995, p88</ref>。アイヌ民族はこの樹液を「タッニ・ワッカ」(シラカバの水)と呼び、水場がない場所で野営する際の、炊事の水に用いてきた<ref>更科源蔵, 1977, p28-29</ref><ref>角田陽一, 2018, p116</ref>。樹液からシロップ、煮詰めて白樺糖、さらには酒が造られる<ref>辻井達一, 1995, p88</ref>。樹液に含まれる成分にヒトの表皮の保湿を促進する効用があることから化粧品にも利用される。
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春、芽吹く頃のシラカバの幹に傷を付けると、大量の[[樹液]]が吹き出す{{sfn|辻井達一|1995|p=88}}。[[アイヌ民族]]はこの樹液を「タッニ・ワッカ」(シラカバの水)と呼び、水場がない場所で野営する際の、炊事の水に用いてきた{{sfn|更科源蔵|1977|p=28-29}}{{sfn|角田陽一|2018|p=116}}。樹液からシロップ、煮詰めて白樺糖、さらには酒が造られる{{sfn|辻井達一|1995|p=88}}。樹液に含まれる成分に[[ヒト]]の[[表皮]]の[[保湿]]を促進する効用があることから[[化粧品]]にも利用される。
  
 
皇室では、平成時代の皇后・美智子のお印になっている。
 
皇室では、平成時代の皇后・美智子のお印になっている。

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