* 張君房の『雲笈七籤』<ref>中国・北宋の道教類書である。成立は真宗の天禧年間(1017年 - 1021年)で、撰者は張君房。</ref>に収録された「道蔵三洞経」には、西王母は太<s>陰</s><ref>管理人はこのようには考えない。</ref>の元気で、姓は自然で字は君思で、下は崑崙の山を治め、上は'''北斗'''を治める<ref>『雲笈七籤』巻十八, 2021/08/21, https://zh.wikisource.org/wiki/%E9%9B%B2%E7%AC%88%E4%B8%83%E7%B1%A4/18#%E7%AC%AC%E5%9B%9B%E7%A5%9E%E4%BB%99, ウィキソース</ref>。北斗七星(おおぐま座)は水を汲む 「斗」 の形をしており、大地を潤す農耕の神のシンボルでもあった<ref>Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E5%A4%A7%E5%B8%9D 天皇大帝](最終閲覧日:22-09-26)</ref>。
* 伏羲に関して。日本では[[ヒョウタン]]から作った柄杓を神事に用いる、ということが一部であるようである。朝鮮では[[ヒョウタン]]で作った器が好まれるし、中国では[[ヒョウタン]]は縁起物であるとのこと。総じて考えると、[[ヒョウタン]]から作り出した器には、何か持ち主に漠然とした幸運を与える、というような思想があったと思われる。また、柄杓に対する信仰は、北斗七星信仰と関連しており、伏羲を北斗七星とみなしていた可能性があると思う。
** [[天皇大帝]]:神格化された北辰(天の北極)のこと。
** [[玉皇大帝]]:道教では最高神を「玉皇大帝」としており、これを星宿における紫微垣にある北極星[3]に同定して「北極紫微大帝」としていた。
* [[良渚文化]]では獣面紋を王権の象徴の「北斗七星」とみなしていたように思う。獣面紋を操る更に上位の「隠れた」神は北極星かあるいはアルコルとみなされたのではないか、と管理人は個人的に考える。
* 中国では'''天帝の乗り物'''と見立てる説や、北斗七星を司る[[北斗星君]]という神がいる他にも、北斗七星の各々の星々に伝説がある<ref name="nojiri"/>。