冥界に捕えられており、ここを死者の魂が通ると襲う。[[死者の書 (古代エジプト)|死者の書]]は、アポピスから身を守る方法が描かれているとされた。またラーの乗る太陽の船が通過する時、[[セト]]が船を守りアポピスを打ち倒すため天敵といわれている。しかし時代が下ると、その邪悪さのためにセトと同一視された。
エスナではラーとアポピスはネイト<ref>エスナの守護神。クヌムの妻とされていたと思われる。エスナの守護神。クヌムの妻とされていたと思われる。紀元前3100年頃より信仰された。</ref>から生まれ、ラーは正常な形で生まれたが、アポピスは口から吐き出された、とされる。アポピスは道をふさいで朝、日が昇るのを邪魔する<ref>世界神話大辞典、イヴ・ボンヌフォア著、金光仁三郎訳、大修館書店、110p</ref>。
== 関連項目 ==