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709 バイト追加 、 2022年11月16日 (水) 23:51
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== 神話・伝承(私的考察) ==
* '''鳴女''':日本神話。'''天照大御神型'''。天孫降臨の際、地上から戻ってこない[[天若日子]]に対し、[[天照大御神]]と[[高御産巣日神]](タカミムスビ)は雉の鳴女(ナキメ)を遣して戻ってこない理由を尋ねさせたが、[[天若日子]]は天佐具売(アメノサグメ)の勧めにより、は[[天佐具売]](アメノサグメ)の勧めにより、[[高皇産霊神]]から与えられた弓矢(天羽々矢と天之麻迦古弓)で鳴女を射殺してしまった。天に到達したその矢を[[高御産巣日神]]が地上に投げると[[天若日子]]に当たり、[[天若日子]]は死んだ。
* '''雉''':日本。[[相柳]]型。桃太郞が持っていたきび団子と引き換えに、桃太郞が鬼退治に行く供をした。
* '''雉も鳴かずば''':日本。'''天照大御神型'''。昔、久米路橋をかける際に、罪人を人柱に建てることになった。娘の歌から窃盗が発覚した男が人柱にされたが、娘はショックで口がきけなくなってしまった。月日が過ぎ、ある狩人が雉を撃つと、どこからともなく成長した娘が現れて「雉も鳴かずば撃たれまい」と言って、雉の死骸とともにどこかへ消えてしまった。
=== 部下(相柳型) ===
桃太郎の部下として鬼退治に参加する物語である。この物語では雉の性別ははっきりしない。雉が本来「女神の化身」であるならば、[[黄帝]]が[[炎帝神農|炎帝蚩尤]]を倒すのを助ける[[九天玄女]](あるいは[[西王母]])の姿を投影している可能性がある。 === 九天玄女について ===[[九天玄女]]のトーテムは燕であるのだが、日本ではこれが雉・[[ヤマドリ|山鳥]]に変更されているように思う。これは、先に書いたように疫神である[[須佐之男命]](進木)と対立する存在として「逆の名前の鳥(木々須)」が[[天照大御神]]的な女神のトーテムに採用された可能性があるように思う。的な女神のトーテムに採用された可能性が1つにはあるように思う。現在の中国神話では[[九天玄女]]は[[黄帝]]にさまざまな霊的アイテムを与えて助けた、とされているが、もしかしたら本来は戦いに直接役立つ特別な武器のようなものを授けた、という話だったのかもしれない。雉や山鳥の尾羽は直接矢羽に使用したものと思うので、特別な霊鳥である雉や山鳥の尾羽で作った矢は特別な武器である、と古代の日本人が考えたので、日本神話では雉や山鳥が軍神女神の象徴とされたのかもしれない、と思う。要は雉や山鳥は、女神の武力・軍事力の象徴なのである。
=== 女神の化身(天照大御神型) ===

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