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'''洛嬪'''(らくひん)は、古代中国の伝説に出てくる[[伏羲]]の娘であり、水と川を司る洛水の女神。黄河の神・河伯]妻。黄河にそそぐ川の一つ・洛水(らくすい)と伊川(いせん)が合流するあたりに住んでいる。後に[[羿|后羿]](こうげい)が洛嬪を奪って結婚したという伝説もある。

「'''洛神'''(らくしん)」、「'''宓妃'''(ふっぴ)」とも呼ばれる。

== 私的解説 ==
洛嬪は「川の女神」とされるのみである。水、すなわち治水に関わるのであれば、どちらかといえば[[女媧型女神]]といえようか。

洛嬪が「川の女神」とされるところに[[柳花夫人]]や、海の女神(要は水神)とされる[[豊玉毘売]]と共通の性質を感じる。

== 関連項目 ==
* [[嫦娥]]:洛嬪と同じ女神。
* [[玄妻]]:洛嬪と同じ女神。
* [[柳花夫人]]
* [[豊玉毘売]]

{{DEFAULTSORT:らくひん}}
[[Category:中国神話]]
[[Category:女媧型女神]]
[[Category:嫦娥型女神]]
[[Category:河川神]]

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