<blockquote>乗鞍岳は、水の神、雨の神、雨乞いの神として、飛騨・信州両方も含め遠く尾張方面まで信仰を集めてきました。「日本三代実録」の貞観9年(867年)の条には、乗鞍岳に'''梓水神'''と名づけてあります。(「[http://www.hidatakayama.ne.jp/yamagatari/yamagatari/katari/norikura.htm 乗鞍岳と両面宿儺]」より)</blockquote>
ちなみに、乗鞍岳の長野県側にある梓水神社(宮の原地区)の主祭神は建御名方神である。神社の近くには乗鞍の竜神の心臓といわれる「御池」があり、乗鞍の竜蛇信仰は長野県の方が色濃く残っている、といえる。(で、下流域の犀川の女神が犀竜なのだから、当然梓水の竜神も女神だろう、と個人的には思うわけですが。)松本市梓川梓には梓水大神を祀る大宮熱田神社がある。諏訪信仰は、竜蛇信仰であって、建御名方神の子孫であって、祭祀者である大祝が代々竜蛇神と一体となって神を祀っていた、という歴史があるので、こちらについては、女神(梓水大神)を祀るのが建御名方神で、祭祀者は女神の保護者である、という概念がすり込まれていて、梓水神社の主祭神が竜蛇女神ではなく建御名方神であっても、全然違和感を感じないから、刷り込みというのは大きいなあ、と我ながら思う(管理人)。ちなみに、乗鞍岳の長野県側にある梓水神社(宮の原地区)の主祭神は建御名方神である。神社の近くには乗鞍の竜神の心臓といわれる「御池」があり、乗鞍の竜蛇信仰は長野県の方が色濃く残っている、といえる。(で、下流域の犀川の女神が犀竜なのだから、当然梓水の竜神も女神だろう、と個人的には思うわけですが。)松本市梓川梓には梓水大神を祀る大宮熱田神社がある。諏訪信仰は、竜蛇信仰であって、建御名方神の子孫であって、祭祀者である大祝が代々竜蛇神と一体となって神を祀っていた、という歴史があるので、こちらについては、女神(梓水大神)を祀るのが建御名方神で、祭祀者は女神の保護者である、という概念がすり込まれていて、梓水神社の主祭神が竜蛇女神ではなく建御名方神であっても、全然違和感を感じないから、刷り込みというのは大きいなあ、と我ながら思う。梓水神社も大宮熱田神社もそれぞれに素晴らしい神社である(管理人)。
=== 飛騨の口承 ===