* [[ローマ神話]]の[[ヤーヌス]]と外観上の類似(前後両面の顔)があるが、日本と地理的に近いのは、スマトラ西海の[[ニアス島]]のシレウェ・ナザラタ(ロワランギの妹兼妻神)である。この神像は顔が二つ(かつ両性具有)として表現される<ref>[[大林太良]] 『神話の系譜 日本神話の源流をさぐる』 [[講談社学術文庫]] 第12刷2002年(第1刷1991年) ISBN 4-06-158957-1 p.287</ref>。多面一身の神というだけなら、『古事記』に登場する伊予之二名島(四国島)・筑紫島(九州島)がそれぞれ四面一身の神として語られている<!-- 備考として -->。
* 下呂市金山町中津原の[[下原八幡神社]]は、両面宿儺を討伐するために飛騨へ来た武振熊命が当地に仮の斎場を設け武神([[八幡神]])を祭ったのが神社の起源とされている<ref>金山町誌編纂委員会 『金山町誌』 下呂市、1975年、979頁。</ref>。
== 関連項目 ==
* [[魏石鬼八面大王]]
== 参照 ==
[[Category:日本神話]]
[[Category:岐阜県]]
[[Category:矛盾英雄]]