2,528 バイト追加
、 2022年3月26日 (土) 20:40
{{神社
|名称=奈具神社
|別名=奈具社
|画像={{画像募集中|cat=宮津市}}
|所在地=[[京都府]][[宮津市]]由良宮ノ上3537-1
|位置={{ウィキ座標2段度分秒|35|31|14.3|N|135|16|17.2|E|region:JP}}
|祭神=[[トヨウケビメ|豊宇賀能賣命]]
|創建=不明
|社格=[[式内社]](小)<br>[[旧村社]]
|例祭=10月11日
}}
'''奈具神社'''(なぐじんじゃ)は、京都府宮津市由良にある神社である。式内社。丹後加佐郡十一座の一社でもある。
== 祭神 ==
伊勢神宮外宮の祭神である豊受大神と同一で、羽衣伝承の天女でもある豊宇賀能賣命が祭神である。
* 豊宇賀能賣命
== 祭礼日 ==
*祈年祭 - 4月10日
*例祭 - 10月10日
*新嘗祭 - 11月23日
== 由緒 ==
[[丹後国風土記]]によると「ここに来りてわが心奈具志久(なぐしく)なれり」とあり、奈具神社の由来はこの奈具志久(おだやかに)という言葉による。
<bockquote>昔、丹波の郡比治の真奈井に天下った天女が、和奈佐の老夫婦に懇願されて比治の里にとどまり、万病に効くという酒を醸して、老夫婦は莫大な富を得ました。しかし、悪念を抱いた老夫婦はやがて天女に、 汝は吾が子ではないと追い出してしまいました。
天の原ふりさけみれば霞立ち 家路まどいて行方しらずも
と詠い、比治の里を退き村々を遍歴の果てに、舟木の里の奈具の村にやってきました。 そして「此処にして我が心なぐしく成りぬ」(わたしの心は安らかになりました)と云って、この村を安住の地としました。 此処で終焉を迎えた[[天女]]は村人たちによって、[[トヨウケビメ|豊宇賀能売命]](とようかのめのみこと)として祀られました。 これが[[竹野郡 (京都府)|竹野郡]]の奈具の社です。</poem>|境内案内板「[[延喜式神名帳|延喜式内]] 奈具神社の[[祭神]]について」より}}</bockquote>
== 関連項目 ==
* [[鶴の恩返し]]
== アクセス ==
* 京都丹後鉄道京都丹後鉄道宮舞線丹後由良駅から北西約900m
== 参考文献 ==
* 境内案内板「延喜式内 奈具神社の祭神について」
* 坂本勝(監修)『図説 日本人の源流を探る 風土記』青春出版社、2008年
{{DEFAULTSORT:なくしんしや}}
[[Category:神社]]
[[Category:日本神話]]
[[Category:京都府]]