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1,213 バイト追加 、 2022年3月21日 (月) 23:57
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西日本では別伝として次のような話もある。爺が雪を積もらせた地蔵をかわいそうに思い、背負って帰る。婆は怒り、地蔵の体から米が出る。婆は欲を出してもっと米を出そうとして腹を搗くと米が出なくなった。
== 私見 ==
なまはげやトシドンは、主に子どもの健やかな成長(無病息災)を願う祭りである。昔はお正月に1つ年を取ることになったので、元は「無事に一つ年を取ること(新しい年の無病息災)」を願う祭りだったものが、特に子どもの成長の祭りとしての性質が強くなったものか、と思う。
 
祇園信仰の祭祀は夏の祇園祭(お天王おろし)が有名だが、八坂神社では正月に'''白朮祭'''(おけらさい、をけらさい)を行って、その年の無病息災を祈る。午頭天王のような『「旅する神」が無病息災をもたらす』という祭祀は、夏だけでなく冬至を中心とした「冬の節目」にも行われたのではないだろうか。そのような「'''祇園信仰'''」が'''地蔵信仰'''と結びついたのが「笠地蔵」の伝承だと考える。地蔵菩薩は、日本の仏教信仰では、冥界において人々を助けてくれる神なのだが、「笠地蔵」では現世利益をもたらす神とされている。
== 参考文献 ==
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%A0%E5%9C%B0%E8%94%B5 笠地蔵]
** 野村純一他編著, year=1987, 昔話・伝説小事典, みずうみ書房, page=74 , id=Nomura(1987) , isbn=4-8380-3108-4
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%9C%AE%E7%A5%AD 白朮祭]
== 関連項目 ==

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