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3.女王は民の声を聞き、政治を改めるべきだと考えたが、饕餮は聞き入れなかった。女王は密かに兄弟たちの元から逃げ出し、反乱軍の元にはせ参じた。自分の気持ちが民と共にあることを示すためである。女王が来てくれたことで、形勢は一気に逆転した。それまでは姫青年と民の方が「謀反人」だったのだが、今度は補佐官が女王に逆らう「謀反人」になったのだ。姫青年と民は勝利を収めた。饕餮補佐官は戦死した。そして死後「'''楓'''」の木と一体化した、とされた。楓の木は天と地をつなぐ日月樹で「'''親の木'''」と考えられていたのだ。楓の木が天地をつなぐように、楓の子たちである姜一族は、天の神と人々を結ぶシャーマンとされていたのだ。饕餮は楓の木となって天地を支える存在となったのだ。」と考えられていたのだ。楓の木が天地をつなぐように、楓の子たちである姜一族は、天の神と人々を結ぶシャーマンとされていたのだ。'''饕餮は楓の木となって天地を支える存在となった'''のだ。
女王は姫青年がとても好きになってしまったので、姫青年と結婚し夫婦になった。そして、以後は'''姜女王の兄弟と夫の両方が補佐官を務めることとなった'''。姫青年が補佐官となったことで、民の声は女王に届きやすくなり、政治はあらたまった。姫青年は女王の名において「'''これからは食人を禁ずる'''。かわりに、祭祀の際は動物を生け贄に捧げる。」と発布した。殺された饕餮は'''楓の木の化身(世界樹)'''とされ、'''天地を支える'''、とされた。この'''神木を管理する'''のが姫補佐官の仕事とされた。