そして、アガメムノーンである。管理人は、これこそ個人的に「'''本当にひどい'''」と思うことがある。インド神話では火の神を「'''アグニ'''」という、ラテン語で火のことをイグニス(ignis)、英語で点火することをイグナイト(ignite)という。アガメムノーンが何なのか分からない、というのは管理人みたいに印欧語を良く知らない人が言うことで、少しでも知っていたらアガメムノーンとは「火」を擬人化した名前であり、更に神話に詳しい人であれば「アグニ」のこと、だってすぐ分かるはずである。だけど、そういう説明をした神話の解説は見たことがない。知ってても黙っていることが「嘘つき」の中に入るのであれば、真の嘘つきはヘルメースですか、それとも人間ですか? と思う管理人だ。「'''アガメムンーンとはアグニ(火)そのものの名前である'''」と分かれば、火に関わることの多い「H+M」と「K+M(N)」の神々の正体は全て分かる。全て「'''アグニ'''」という神の名と言葉から出ていたのである。
そうすると、殺されてしまうアガメムノーン、グンテル、ハゲネも「火」から出たことが分かる。では、アーサーは? となる。アーサーの語源は「'''アータル'''」ではないかと思う。アータルはゾロアスター教の「火の神」で、インド神話のアグニに相当する。とすると、気性の激しい女神群に殺されてしまう関係者達の名前は、アガメムノーン、グンテル、ハゲネはインド系の神の名からきているけれども、アーサーだけはイラン系に由来することになる。だから、この女神群は、その由来がインド・イラン系にまで遡る女神だと管理人が考える一因ともなっている。彼女達は、インド・イラン共通時代から、寛容だけれども峻厳な大母とされており、インド系に近い部族から伝えられたのがアガメムノーン、グンテル、ハゲネ、イラン系に近い部族から伝えられたのがアーサーだったのだろう。(ちなみにフィン・マックールは」ではないかと思う。アータルはゾロアスター教の「火の神」で、インド神話のアグニに相当する。とすると、気性の激しい女神群に殺されてしまう関係者達の名前は、アガメムノーン、グンテル、ハゲネはインド系の神の名からきているけれども、アーサーだけはイラン系に由来することになる。だから、この女神群は、その由来がインド・イラン共通時代にまで遡る女神だと管理人が考える一因ともなっている。彼女達は、インド・イラン共通時代から、寛容だけれども峻厳な大母とされており、インド系に近い部族から伝えられたのがアガメムノーン、グンテル、ハゲネ、イラン系に近い部族から伝えられたのがアーサーだったのだろう。(ちなみにフィン・マックールは'''デムナ'''という名前である。この神は? となる。)
=== ネイト・エジプト神話 ===