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632 バイト追加 、 2024年10月26日 (土)
ギリシア・ローマには他に「'''サテュロス'''」という半神半獣の下位の神がいて、こちらは男根が強調され、破壊的で危険な神であり、死ぬ神であり、戦争に参加もしたとされている。牧羊神パーンの息子とも言われる。男性的な能力が強調され、破壊的な軍神といえば、エジプトのセトと共通した性質である。たぶん、古代ローマの人は、サートゥルヌスとサテュロスが元はセト的な'''「同じ神」で、男性的な能力が、一方では「農業の豊穣」に関連し、一方では「牧畜の豊穣」に関連する神として別れたもの'''だ、と知っていたと思う。知ってても言わないことは「'''ずるい'''」というのではないか、と管理人は考える。
 
=== ヘルメース・ギリシア神話 嘘つきは泥棒の始まり ===
エジプト神話のトートは時代が下るとギリシア神話のヘルメースと習合して、ヘルメス・トリスメギストスという架空の伝説的人物とされた。どちらも「知恵の神」とされたけれども、ヘルメースは「泥棒の守護神」ともされ、平気で嘘をつくこともあった。また、ヘルメースは「'''ゼウスの息子神'''」として下位の神であり、また伝令神であるがゆえに冥界などの異界との境界を出入りできる神ともされた。
=== ネイト・エジプト神話 ===

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