== 図像 ==
[[File:Boatp.png|thumb|right|370px|パリの「船乗りの柱」のケルヌンノス (国立中世美術館所蔵)。]]
[[ファイル:Image-Pashupati3.png| 350px |thumb|'''<参考>'''モヘンジョダロで出土した封印 - [[パシュパティ]](獣の王)<ref group="私注">冠が「オメガ」の形のように思える。</ref>]]
ケルヌンノスの描かれ方はケルト圏を通じ極めて一貫している。もっともわかりやすい特徴は牡鹿の角であり、通常長髪で髭をたくわえた成人男性の姿で、ケルトで高貴のしるしである豪華な装飾を施された首輪、トルクを身に付けている。硬貨で一杯の財布を持つのと同様に、しばしば他のトルクを腕や角にぶら下げているものもある。通常、足を組んで座る姿で描かれ、その姿勢は瞑想しているともシャーマンの呪術を行なう姿ともいわれているが、実際はケルト人が狩猟のときにしゃがむという事実を反映しているに過ぎないのかもしれない。
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