シュー

提供: Bellis Wiki3
2023年3月3日 (金) 19:29時点におけるBellis (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

シュー(Shu)は、エジプト神話における大気の神。ヘリオポリス九柱神に数えられる。

概要

創造神アトゥムを親に持ち、アトゥムの自慰によって生まれた(ラーと習合されたため、ラーともされる)。配偶神は妹でもある湿気の女神テフヌト。彼との間に大地の神ゲブと天空の女神ヌトを成した。

子供たちが抱き合っているところをシューが無理矢理引き離し、天と地とが分かれたとされる[1]。この神話はエジプト神話の中でも特に有名で、横たわったゲブの上にシューが立ち、ヌトを支える図像はよく知られている。

参考文献

  • Wikipedia:シュー (エジプト神話)(最終閲覧日:23-03-02)
    • ステファヌ・ロッシーニ他『エジプトの神々辞典』矢島文夫・吉田春美訳、河出書房新社(1997年)

関連項目

参照

  1. 下記邦訳、p.14。