15,433
回編集
差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
伊邪那美命が、火の神である[[カグツチ|火之迦具土神伊邪那美命]]（軻遇突智）を産んだためにが、火の神である[[陰部]]に[[熱傷|火傷火之迦具土神]]を負って亡くなった（軻遇突智）を産んだために陰部に火傷を負って亡くなった<ref name="平藤2013a_p80" /><ref name="平藤2013b_p81">平藤 2013b, 81ページ（イザナミ）</ref>。伊邪那岐命が伊邪那美命の遺体にすがって泣いていると、彼の涙から。伊邪那岐命が[[泣沢女神伊邪那美命]]が生まれた。その後伊邪那岐命は火之迦具土神を殺し（その血や死体からも神が生まれる）、の遺体にすがって泣いていると、彼の涙から[[出雲国|出雲泣沢女神]]と伯伎（が生まれた。その後伊邪那岐命は[[伯耆国|伯耆火之迦具土神]]）の国境の[[比婆山]]に埋葬した。なお日本書紀には伊邪那美命の生死や埋葬場所について異伝がある。を殺し（その血や死体からも神が生まれる<ref group="私注">ここから生まれた神々は秦氏と関連するように思う。</ref>）、出雲と伯伎（伯耆）の国境の比婆山に埋葬した。なお日本書紀には伊邪那美命の生死や埋葬場所について異伝がある。
{{Commonscat|Izanagi}}* [[日本の神の家系図天之日矛]]* [[オルペウス]] - 類似した冥界訪問譚がある。：播磨国風土記に類似した創造神話を持つ。
編集の要約なし
== 概要 ==
[[天地開闢 (日本神話)|天地開闢]]においてにおいて神世七代の最後に[[神世七代]]の最後に[[イザナミ|伊邪那美命]]とともに生まれた。そして[[高天原]]のの神々に命ぜられ、海に漂っていた脂のような国土を固めるべく、天の浮き橋から[[神々天沼矛]]に命ぜられ、海に漂っていた脂のような国土を固めるべく、天の浮き橋から<ref group="私注">これは男根の象徴と思われる。</ref>で海をかき回し、出来上がった[[天沼矛淤能碁呂島]]で海をかき回し、出来上がったにて[[オノゴロ島|淤能碁呂島伊邪那美命]]にて伊邪那美命と結婚した。と結婚した。[[国産み]]・[[神産み]]において伊邪那美命の間に[[日本列島|日本国土]]を形づくる多数の子を儲けるにおいて伊邪那美命の間に日本国土を形づくる多数の子を儲ける<ref name="平藤2013a_p80" />。その中には[[淡路島]]をはじめ大八洲（[[本州]]・[[四国]]・[[九州]]等）の島々、石・木・海（[[大綿津見神]]）・水・風・山（[[大山津見神]]）・野・火など森羅万象の神が含まれる。。その中には淡路島をはじめ大八洲（本州・四国・九州等）の島々、石・木・海（大綿津見神）・水・風・山（大山津見神）・野・火など森羅万象の神が含まれる。
伊邪那岐命は、伊邪那美命に逢いたい気持ちを捨てきれず、[[黄泉|黄泉国]]（よみのくに）まで逢いに行った。黄泉の火で調理した料理を食べてしまった伊邪那美命は最初こそ夫の勧めを断るが、やはり愛しい夫が逢いに来てくれたことだから自分も帰りたいと考え、黄泉津神たちと話し合うことにするが、その間は「決して覗いてはいけない」と言った。しかしいつまで経っても伊邪那美命が帰って来ないため、伊邪那岐命は妻との約束を破ってしまうが、そこで見てしまったのは、腐敗して蛆にたかられ、[[火雷大神|八雷神]]（やくさのいかづちがみ）に囲まれた最愛の妻の姿であった。その姿を恐れて伊邪那岐命は地上へ向かって逃げ出してしまう<ref name="平藤2013a_p80" /><ref name="平藤2013b_p81" />。追いかけてくる八雷神、[[黄泉醜女|予母都志許女]]（よもつしこめ）に髪飾りから生まれた[[ブドウ|葡萄]]、櫛から生まれた[[タケノコ|筍]]、黄泉の境に生えていた[[モモ|桃]]の木の実（[[オオカムヅミ|意富加牟豆美命]]、おほかむづみ）を投げながら難を振り切った。
== 関連項目 ==
* [[ギルガメシュ叙事詩]] - 冥界訪問譚がある。
* [[坂上田村麻呂伝説]] - 冥界訪問譚がある。
[[Category:日本神話]]
[[Category:創造神]]
[[Category:男根創造神]]
[[Category:伏羲型神]]
[[Category:黄帝型神]]
