:かつては、池のほとりのトイレの前に、伝説の立て看板があったそうです。紹介されているブログのものをそのまま転載させて頂きます。現在はこの立て看板はありませんでした。こういう伝説が時の流れと共に薄れていくことは残念でなりません。
<blockquote>良く晴れた夕暮れどき、池の端を歩くと、どこからともなく「カラッコン、カラッコン」と機を織る音が聞えてくるという。
この機織り姫は戦乱の世、この池に身を投じ壮烈な最後を遂げた若くして美しかった萩野城主奥方の化身だと村人は伝える。萩野の村に祝言や葬儀があった時村人はこの池に向って、お頼みをすると翌朝必ず必要量の膳椀が池の端に並べられ村人は有難く借用に及び、すがってきたのだが、ある時一人の不心得者がお借りした一部を私戝に残すという不始末があってからは村人が池に向ってどんなにお頼みをしても池は沈黙のままでお借りすることはできず、その上機織りの音も途絶えて仕舞ったという。(平成八年五月吉日 信州新町歴史蹟研究者 長野郷土史研究会員竹内)<ref>「https://minekaido.com/2018/08/07/%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%80%80%E8%90%A9%E9%87%8E%E6%B1%A0%E3%81%AE%E6%A9%9F%E7%B9%94%E3%82%8A%E5%A7%AB/ 峰街道(天空の道、大町峰街道、善光寺峰街道)、伝説 萩野池の機織り姫」より転載</ref></blockquote>