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大阪市中心部の船場にある古い神社で、同地の守護神的存在である。南御堂の西隣に位置し、境内は東向きで、入口では大小3つの鳥居が横に組み合わさった珍しい「'''三ツ鳥居'''」が迎える<ref>Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%90%E6%91%A9%E7%A5%9E%E7%A4%BE 坐摩神社](最終閲覧日:25-01-03)</ref>。
 
祭神は以下の5柱で<ref>潮, 1936a, 『官報』, p635</ref>、「坐摩神」と総称している。
* 生井神(いくゐのかみ) - 井水の神(生命力のある井戸水の神)
* 福井神(さくゐのかみ) - 井水の神(幸福と繁栄の井戸水の神)
* 綱長井神(つながゐのかみ) - 井水の神(「釣瓶を吊す綱の長く」ともいわれ、深く清らかな井戸水の神)
* 波比祇神(はひきのかみ) - 竃神(屋敷神。庭の神)
* 阿須波神(はすはのかみ) - 竃神(足場・足下の神。足の神であり旅の神)
『古語拾遺』等によると神武天皇が高皇産霊神・天照大神の神勅を受けて宮中に祀ったのが起源とされ<ref>児玉, 1935, p4-7</ref>、神祇官西院で坐摩巫(いかすりのみかんなぎ)によって祀られていた。
 
『延喜式』によれば、坐摩巫には都下国造(つげのくにのみやつこ)の'''7歳以上の童女を充てる'''とされ、西から来る穢れを祓う儀式を行うといわれる。なお、都下とはこの神社が最初にあった淀川河口の地で、摂津国の菟餓野(とがの、都下野とも書く。現在の上町台地一帯)を指すと見られる。
 
「いかすり(ゐかすり)」の語源には諸説あるが、坐摩神社では、「居住地を守ること」という意味の'''「居所知」(ゐかしり)'''の転と説明している。また、『延喜式』には「さかすり」の訓も記されている<ref>Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%90%E6%91%A9%E7%A5%9E%E7%A4%BE 坐摩神社](最終閲覧日:25-01-04)</ref>。
== 伊香保女神 ==

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